リツエアクベバ

satomies’s diary

ハンバーグ

今日はハンバーグだよ!と、娘に言う。ハンバーグは日中成形しておく。タマネギを荒く切って、パン粉を牛乳で湿らせて、スパイスや胡椒を用意して、挽肉を冷蔵庫から出して室温にする。

テレビをつけて、録画してある番組を漁る。ああこれを観てないんだった、金曜ロードショー未来のミライ」。ハンバーグ作るのにあれやこれややるのはテレビ見ながらやろうと思って。

ギーコギーコとぶんぶんチョッパー動かしてタマネギのみじん切りを作る。ギーコギーコ、ぶんぶん。CMの時に電子レンジに入れに行く。
挽肉を1キロ。ハンバーグ作る時はまとめて作る。大きなボウルに入れて大きめの木ベラで捏ねる。ひたすら捏ねる。捏ねる、捏ねる。

未来のミライ」、なんで主人公の声はふつうのねーさんなんだろう。わたしは変な抑揚の上下が頻繁になるいわゆる「声優芝居」が大嫌い。だからこういう「ふつうの話し方」は歓迎派なんだけれど。いや、なんでねえさんなんだろう。これだったら神木君のほうがよくね?とか。女の人が少年やるのって、よほどのことがなければ嘘くさいことハンパない。これはあれだ、幼児期ってたいがいにおいて男の子と女の子って「違うイキモノ」としか思えないほど、なんか頭も体も動き方が違う。女の人が男の子って、何かを大きく飛び越えなきゃ行けない。作り手はこの女の子が越えられると思ったんだろうか。

まあな、「好きくない」とかいう言葉を使うくらいだからね。この映画、とにかくぬるい。大っ嫌いとか直球投げちゃなんでいけなかったんだろう。赤ちゃん返りもぬるいわ。

塩コショウをした挽肉を捏ねる捏ねる捏ねる。スパイスを加える。テレビを見ながら捏ねる捏ねる捏ねる。
電子レンジの挽肉の粗熱が取れたので挽肉にタマネギをぶち込む。捏ねる捏ねる捏ねる捏ねる。思いつきで塩麹を加える。

CM中に成形する準備をする。テレビを見ながら肉を手に取ってペタペタと空気を抜いていく。ふうむ。そういう展開になるのか、ふうん。引き込まれるというよりは、相手の計算の答え合わせをしていく感じ。

全部成形し終わって。トレイに並べて冷蔵庫に入れる準備をする。冷やして程よく固まってから夕食に焼く。
あれ?パン粉入れるの忘れた!もういいや、パン粉。おせーわ!

夕食に焼いたハンバーグ、美味かったぜ。よく捏ねればパン粉無くていいらしい。そりゃよく捏ねましたよ。映画、いろいろ不満だったのでね。