今日の日記をつけようと、日付を見て気づく。昨日、忘れた。
昨日は、地域のイベントに行った。福祉事業所のショップが並ぶ中で、パンとお菓子を買った。初めて知る事業所で、パンもお菓子もとても美味しかった。
パンやお菓子を作る事業所は多い。それでも、その中でも、昨日のところはレベルが高かった。事業所を調べて納得、精神の方のところのものだった。
勝手な解釈だが、精神の方のところは特に商品レベルが高いという感想がある。作業習得自体にいろいろな制約や工夫が必要な知的障害系とは、そのあたりで差が出そうに思う。
しかし以前、精神の方のところを運営する方に聞いた話では。精神の方の事業所は、製品の安定供給は難しいとのことだった。今日のスタッフが明日もあさっても元気で同じ量を作れるかどうか。製品量の安定よりも、利用者さんの安定を重んじれば、それはそのあたりはねえ、みたいなお話だった。
昨日の事業所さんも、また買いたいとは思っても、なかなか買える機会が無さそうで難しい。12月にまた地域イベントに出店があるようなので、がんばって開始時刻早々に行こうと思う。昨日は開始早々に完売のものがあったので。
そういえば、というか。10年以上前に、下手したら20年近く前になるのかしら。なんか、はてな界隈で有名なブロガーさん、みたいな方が。
「障害系事業所のお菓子なんか、食えたもんではない低レベル」みたいなことを言っていらして。
いや、ぶっちゃけ「障害系事業所のお菓子は美味い」という感覚だな、わたしは。となんか書いたとかなんとかみたいなことが、先方に知られてしまって。なんかめんどくさいことになったことがあった。
そうやって、少しばかり目立つ人がブックマークコメントでなんのかんのみたいな、「はてな村」みたいなことがあったなあと回想する。いちいち誰がどうだのなんだのと、やはりそれは「村」くさい。
そんなことも、もう、なんのこっちゃさっぱりわからんみたいな人が大半なはてなブログの中で。そもそもそうしたブログ媒体自体が生き残っていることも珍しいのかもしれない。
いやしかし。障害系の事業所のお菓子は、美味いところ多いですよ。それがいいか悪いかは別として、商品コストの割には安いところもあるし。あと、商品が美味いところは事業所自体も評判がいい。視点が確か、ということは、細部にまでそのポイントが広がるのだと思う。
ちなみに娘の通う事業所は、自主製品に布製品、紙製品に加えて、焼き菓子がある。この焼き菓子はとても美味い。娘が通うことになる前から「美味い菓子」として知っていたし、今でも買うし、贈答にも使う。そして昨日の地域イベントでは、恒例の「爆売れ完売」でした。