リツエアクベバ

satomies’s diary

台風一過と誕生日

台風19号は、日本のあちこちに爪痕を残すことになった。災害の規模が大きくなったけれど、備えるということを年々社会が学習しているような感はある。

台風19号の予想される風速と、何が起きるかという予想。テレビがネットが繰り返し話題にしていた。
台風前日、夫と「まさかね」とか言いながら、車の駐車位置を動かした。通常よりも物置と離す位置に。物置が動いても転倒しても、影響の無い位置はここかしら。いやいやどうせなら限界まで離しておいた方が。と夫婦の会話。「限界まで離せ」と言ったのは夫。そうかな、と動かしたのはわたし。

翌朝。物置の側に転がっている地面のトタン屋根を見て。
「なにこれ?どこから飛んできたの?」「やだ、うちじゃん」「きゃー(爆笑)」
と、一人で立て続けに叫ぶ。物置に鍵をかけていたから一見わからなかった。鍵を開けたら屋根がなかった。屋根を止めてた部品の鉄骨が二本、本来車がある位置に落ちてた。動かしていなかったら、「限界まで」動かしていなかったら。車は鉄骨に直撃されてた。その位置から車まで1メートルも無いくらい。
あまりのことに、とりあえず笑ったり、ゾクッとしたり。他人他家に関わることじゃなくて本当によかった。
物置は、転がったパーツを集めて屋根に応急処置でまた止めた。一見では元に戻ったようにした夫に対してリスペクト。いや、車の無事は本当にあなたのおかげ。いや、素直にいうことを聞くかわいい素直な妻だからな。

さて。バタバタといろいろなものを片付け。倒れた鉢の救済とか、折れた木の枝とか。実家の被害を見に行ったり、わたしの実家に変わりはないか連絡したり。

そして。「ちぃちゃん、お誕生日おめでとう」。大きな箱でプレゼント。
先月の息子の誕生日に息子のリクエストで回らない寿司屋に行った。「ちぃちゃんは何がいい?」と尋ねると「ハンバーグ!」と言う。
家でハンバーグを作る時は、挽肉こね出すと大喜びの大好物。ではどこのハンバーグを誕生日に食べさせようかと。結論は、ステーキハウスに行くことに。

お誕生日、おめでとう。忙しい日ではあったけれど、娘の喜ぶ顔を見て今日もしあわせ。