リツエアクベバ

satomies’s diary

後遺症

コロナウィルスの後遺症について、いろいろ調べて、自分や家族の感覚を整理する。

嗅覚障害

病院で出たカレーは、カレーのにおいがした。これは夫とも共有。他の料理も例えば味噌汁の味噌の香りとか、ある。
ただ、娘がどうなのかはわからない。ただとてもふつうに、戸惑う顔をせずに食べているので、嗅覚は大丈夫かなと思う。

味覚障害

病院のご飯は、副菜が丁寧に作られていた。またメインのおかずも出汁を使うものについては、丁寧に出汁をとってる味がして。そうした味がわかるので大丈夫だと思っていた。
しかしコーヒーは、知ってるコーヒーの味とは少し違う。これは夫も共通。両親と同様にコーヒーをブラックで飲む娘の味覚はわからない。

倦怠感

今現在感じている「変な体感」は、どういう言葉で表現されるものかわからない。「新幹線の中を歩く感じ」と言ったら、夫が「わかる、わかる」という。

この変な体感は、アンケートで選択肢を選ぶとしたら。やはり「倦怠感」なのかもしれない。

それとちょっと歩くとドキドキする。入院を公費で処理する書類があり。ひと足先に退院したわたしと娘の分は、息子にポストに入れてもらった。
夫の分を、ちょっとどこまで歩けるかやってみたいとわたしが言った。うちから一番近いポストは歩いて数分の距離で、だんだんドキドキし始めて。ふっふっふっふと丁寧なウォーキングのように行って戻ってきた。

帰宅後、すぐにパルスオキシメーター使用。酸素濃度は問題無し、
心拍数は「100」。いつま計る時に80くらいなのでどうなのか。でも正常の範囲内。

健康な成人の安静時の脈拍数は、個人差はありますが、1分間に約60~100回となっています。
心拍数 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

歩けない

娘が時々「しんどい」と言う。きちんと起き、よく食べ、よく眠る。何がどのように「しんどい」のかわからなかった。

夫が「新幹線の中」という表現が、わかると言う。この、なんとなく気持ち悪い変な体感。これが娘にも起きているのかな、と思う。

それで、聞き方を工夫してみた。

頭痛い?「あたま、いたくない」
気持ち悪い?「きもちわるくない」
苦しい?「くるしくない」
歩ける?「あるけない」

ああ、これか。なんとなく変なこの体感。これが娘にもあるのだな、と思った。歩けないわけではないが、この変な体感は座っているとあまり感じない。立ち上がって歩く時に、なんだか変な違和感がある。 

この辺りの感覚は、軽症で終わった息子にはないらしい。それ以外にも、息子には後遺症は全く無し。数日の微熱と咳のみの症状だが、発症日より二週間経過後も、まだ咳は少し残る。

体が冷たい

「風呂にいつまでも浸かっていたい」ような体の冷たさ。これは娘には無い模様。いっしょに風呂に入って、いつまで風呂入ってんだ?疑問を持つのは感じていた。

夫も体の冷たさがある、と。帰宅して風呂に浸かって、「冷たいものを温める」感が、特に手先や足先にあったとのこと。

夫の血圧は、入院して毎日の血圧測定で、上が90とか88とかになった。「冷たいのは血圧が低いからか?」と彼は言うが、わたしの血圧は下がってはいない。

ただ、わたしの体の冷たさは、徐々に軽減しているようで。4月28日の入浴時にはあまり感じなくなってた。
これは動いていなかった日々の影響からなのか。という結論になりつつある。「日常生活で動き始めた」という意味で、わたしは夫のちょっと先輩。

番外

コロナウィルスの後遺症には出てこないし、後遺症とも思えないが。
入院中から思っていたこと。肌が「絶好調」「今、すっぴん勝負可能」。
なぜかは全くわからない。入院中、暖かい使い捨てのお絞りで、顔を拭いていた。そして、何もつけずにそのまま。結局、化粧して落としてなんかつけて、みたいなことよりいいのか。わからない。
しかし帰宅して、ふつうにいつもの顔の洗い方をして顔になんかつけて。という日常に戻ったが、まだまだ絶好調は続いている。

顔だけではなく、体の肌もなんだかしっとり絶好調で。「体拭き」として、毎日看護師さんが使い捨てのお絞りを持ってきて、背中を拭いてくれた。背中以外は自分で拭いていたが、看護師さんたちが口々に「乾燥なし、しっとりすべすべ背中」と言ってた。換気強化なのかひどく乾燥した部屋で、なんだか謎。

謎と言えば。入院中、二週間髪を洗えなかったのに、頭が痒くならずなんだか髪がサラサラしていた、これも謎。

元気になったよ時点で、まだ鼻に仰々しい管が取り付けられてる状態で、自撮りして友人に送った。
その「髪の毛が汚れて見えない感じと、肌絶好調ぶり」は、友人たちもなるほどなるほど言うので、気のせいでもないと思う。
なかなかおもしろいことだと思うので、このことも加えて記録しておく。