リツエアクベバ

satomies’s diary

生活実態調査

日本ダウン症協会から会員宛に送られてきていたアンケート。すっかり忘れていた。7月末締め切りということで、慌てて回答して郵送する。

公益財団法人 日本ダウン症協会|インフォメーション

ダウン症のある方たちの生活実態と、ともに生きる親の主観的幸福度に関する調査(アンケート)」というもの。
本人に関しての設問もあるが、両親それぞれが回答する設問も多かった。

ポジティブネガティブなどの基本的なキャラや、他者への同化、他者に対しての支援についての考え方など、元々の自身に対する設問。
そして「しあわせを感じるか」という設問など。
めんどくさくなるほど、たくさんの質問が並んでいた。それを、父親母親、それぞれが答えた。

ダウン症のある成人には珍しいとはいえない認知や生活力の低下など。今はうちはとりあえずそのあたりには問題は出ていない。
そうした問題が出てきたら、それに対して不安をもつか、どこに相談しようと思っているかなどの設問は、心づもりとして勉強になった。

親自身についてのキャラ傾向に対しての設問は、なんだか久しぶりに心理テスト遊びをしているようでおもしろかった。
要するにわたしは、他者が助けを求めている状況では放っておくことができず、他者の感情に対しての同化傾向が強い。物事には動じずに冷静である。しかし怒りの感情については抑えがきかなくなることがある。などなど。

そして「主観的幸福感」に関しての設問には、なんだか笑えてきた。
わたしは今、しわあせなんである。特に、昨夜のワインとチーズと、そしてわたしが作った料理が素晴らしく美味しかった。しあわせかと聞かれて、昨夜の飯と酒と家族の夕餉の平和が心に盛り上がってきて非常にしあわせを感じてしまう。安いといえば安いのだが。

いわゆる「ダウン症のある子ども」の生活に関して、支援を受けているが今のところ気に病むようなことは起きていない。
そして、わたしと夫が、子どもが成人している今、大きな病気をしていない。
これはやはり、すばらしくしあわせなことなんだと思う。

これから先に、また何か起きると思う。
ただ、目の前の設問で「何かが起きても前向きに立ち向かう」的な回答をしているので、きっとなんとかなるんだろう。

まあ、何か起きて気持ちが落ちることがあったら。いい酒を買ってうまい飯を作ろう。それできっと、なんとかなる。