リツエアクベバ

satomies’s diary

お花見に行った

4月6日にお花見に行こう。これを2月くらいに決定、6家族参加のイベント企画。ところが今年の桜は早くて、決行の日を約一週間間違えましたか?という感じになった。「葉桜見物」などと呼びながら決行。食い物は「自分ちが食べる量を想定して、作っても買ってもOK。ただし持って来すぎてはダメ、余ったら困るから」。
8時半頃にメールが来る「場所を取った」。用意した食い物を容器に詰め、ちんたらと出発。場所は川沿い。途中の店でビールを買い込む。現地集合は11時。
まあきれいな葉桜。なんてとこだけど、結局のとこ、地べたに座り込んで昼間っから飲み食いして大笑いしてればそれでよろしの行事。
持ち寄った食い物を拡げる。まあステキ食卓のできあがり。6家族のかーちゃんたちのそれぞれの個性が持ち寄った食い物に展開される。細かい手作業の野菜の肉巻きや、きれいな花形にくりぬいたにんじんをあしらった炊き込みご飯とか。丁寧に暮らしているんだろうなと思う。唐揚げ、エビフライなど、豪華弁当の定番メニューをきれいに盛りつけてきた家庭のかーちゃんは、おにぎりに小さなピックで中身が何か説明した旗まで立ててる。
わたしが作って持っていったものは。家の敷地の裏の山に生えてる昨日掘ったタケノコの煮物と、そのタケノコを中華風で味付けしたもの。それとすぐそばにある実家の敷地に群生している野生のきゃらぶきの煮物。昨日摘んできてざくざくと茹でてアクを抜き、時間をかけて昨日煮込んだ。春の味。コレはな、腕じゃね〜よ、素材の勝利。素材の勝利なんで堂々と「うまいぞ〜」と威張る。春の味。素材のコストは0円なのが申し訳ないね。あとは唐揚げと枝豆ね。
エンゲル係数がやたらに高い家が参加者にいて。作りすぎないようにと個人特定で言われてたらしいんだけれど、「だってサンドイッチだけにしたもん」などと言い張るのだけれど、豪華サンドイッチとサツマイモのケーキがむちゃくちゃ美味かった。サツマイモのケーキは別の人間がレシピと作り方を教えたんだそうだが、教えた人間が「いや絶対ここんちのコレの方が美味い。だって材料に高いものどんどん追加してるもの、コストが違うって」なんてことを言う。その、材料にやたらと高いものを仕込むヤツは「5千円っていうととても高い金額と思うんだけど、食べるものに関しては妥当な金額とか思っちゃう」とおっしゃる。この5千円っていうのが外食ではなくて、素材や材料を買う金額というんだから、そりゃエンゲル係数は「怖くて振り返ることができない係数」というのは当然とも思えるなあと。サンドイッチはでかいタッパーから定番サンドも出てきたけれど。すごいぜ、ってのは「パン屋さんにクルミパンをこの大きさに焼いて、って頼んだものに、ブルーチーズをディップにしたものとハチミツを塗ったサンドイッチ」。ブルーチーズはもちろん好き嫌いはあるだろうけれど、焼きたてのクルミパンとの相性は最高でむちゃくちゃ美味かった。
6家族は各々一人ずつ、ダウン症の子ども連れ。やれ太ったの、やれ反抗期だの、やれ学校でどうだのこうだのと、日常ダウン症話題に花が咲く。全て笑いながらなんだかんだと話ができる気楽な友人たち。
葉桜なんのその、ビール飲んでワイン飲んで、コンビニに子どもにアイスを買いにやらせたり。トイレは行きつけの公的施設に借りに行く。
春休み最後の行事終了。明日からは新学年で新学期。