リツエアクベバ

satomies’s diary

はてなブックマークから

id:hititさんのブックマーク

hititのブックマーク / 2007年09月11日
S嬢 はてな - 期末だ期末[Education]

 このブクマから、hititさんのEducationタグのブクマをつらつら。あ、「つくる会」の教科書に関してのブクマみ〜つけた。この教科書については政治的なお話が多く、そのあたりはすっと避けたいとこなんですが。
 その上で実はですが。以前関心持って読むために買ったこの教科書、実は今回の息子のための「個別指導」で引っ張り出してあるんですね。その理由はまず読みやすいから。息子が実際に使っている教科書は、一ページに写真も図も何もかもぶちこんでいるので非常に読みにくい。「つくる会」の教科書の方は、ページにも載せるけれど、文章自体が読みやすい形になってる。
 それと。後漢書東夷伝魏志倭人伝に関して、息子の教科書では丸暗記程度の記述しか載ってないのだけれど、「つくる会」の教科書の方は、「倭の奴国」の「倭」や「奴」の意味や「東夷」の意味などが記述されていて、こちらも興味深い。また、邪馬台国の位置がなぜ特定できないか、なども記載されてる。
 こうした記述も「日本中心に教える危険な歴史教科書」とされるところのひとつなのかもしれないし、義務教育の教科書に使うのはどうのという論争を呼ぶのかもしれないとも思う。ただ、わたし自身にとっては自分が学んだ歴史の振り返りの教材としてはおもしろい。
 そうかとはいえ、最初の教科書採択の学校に養護学校をもってきたことは、自分の中にぶすぶすとくすぶっているものはありますけどね。

「つくる会」教科書・東京都教委採択「なぜ養護学校なの」――戸惑う父母ら

id:yumizouさんのブックマーク

骨を拾う / 2007年09月11日
S嬢 はてな - 2007-09-10 [いつか書きたい]日本語教育と国語教育と。

 「いつか」と言わず、着手希望。国語、日本語、言葉、語彙等のタグのブクマを豊富にもつyumizouさんに期待しちゃうもんね。

Kenさん(id:kanimasterさん)のブックマーク

BOOKMARK STATION / 2007年09月11日
S嬢 はてな - 2007-09-10 [日本語][education]

 Kenさんとこのブクマを見に行って、今回と全然関係ないこと思い出した。えっと確か「障害タグ」のヤツ。Kenさんとこの障害タグを引っ張って探す、あったあった。

はてなブックマーク - Yahoo!ニュース - 読売新聞 - 障害児、希望校に全入へ…埼玉・東松山市が来年度から

 コレね、ニュースなんでもうリンク切れになってるんですが。要はコレ。

障害児、希望校に全入へ 埼玉・東松山市が来年度から - Google 検索

 コレ、どうしようかなあと思ってるうちに日が過ぎた。このニュース、なんかいかにも「みんながみんな普通学校に障害のある子どもを入れたがってるのに入れてもらえない現実からの英断」に見えるんですが。要は「上から指導をやめました」ってことじゃないのかと。「障害児、希望校に全入へ」なのだから。
 うちは娘の就学のタイミングで都内から横浜市に転居。その転居の準備のために都内から横浜へ就学相談に向かったわけですが。その時点で「横浜市は親の希望が100%通る」と聞いておりまして。就学相談の予約を取るために、横浜市の養護教育総合センターというところに電話をした。必要な書類や日程決定のためのやりとりをしながら直接確認、「横浜市は親の希望が100%通ると聞いたのですが」。即答されました、その通りだと。そしてそのために相談にのるのが就学相談だと。
 娘が小学校に入学する前年度は、事前の就学相談の場として、この養護教育総合センターが指定されていましたが。その翌年度だったかに変化がありまして。障害のある子どもの就学相談は、学区の小学校の校長が行うことになりました。通常学級、個別支援学級等の具体的な相談にのることに加え、盲ろう特別支援学校を就学先として選択する場合は、学区の小学校が居住地交流の対象になるということで、その具体的な相談も可能ということで。
 ここでこの相談事業が双方ともに「子どものために」合意を見ない場合は、必要に応じて養護教育総合センターが相談の場になっていくわけです。
 スタンスは「相談」。わたしが受けた限り「指導」ではありませんでした。相談をする中で、「それで就学先の決定はいつになりますか?」と聞いたところ、「決定ですか?決定するのは親御さんなんですよ」と。こうびっくりしましたね、そうかあと思った。前住地の東京は確実に「指導」でしたから。審査し、決定が下される流れだった。ついでに言えば、今はどうなのか正確には知らないのですが、障害児教育において宿泊学習のことを東京都では「宿泊訓練」と呼ばれていました。横浜市では「宿泊学習」。ついつい都内在住のときに学齢児の親と話していた習慣から、横浜市で「宿泊訓練」と言ってしまって、その度に学校の先生たちから「くんれん〜?」と大笑いされた。そんなことからも横浜市自体の姿勢が見えているようにも思ったものでした。
 で、「親の希望を100%通して」娘は学区の障害児学級(個別支援学級)在籍になったわけです。一年生のスタートは通常学級でも、と、ちょびっとは考えたが、この年度39人学級で4クラスと元々の状態で余裕が無さそうだったのに加え、毎日の交流教育の内容を説明されて、納得して決定としました。
 中学進学に関しては、養護教育総合センターでの就学相談。小学校の担任に「そろそろ行った方がいい」と促されて予約。このときも情報をいただき判断し、決定したのは保護者でした。ってことで現在の特別支援学校に進学。
 子どもの特別なニーズに合わせて、ってことで最初から特別支援学校を選ぶ方も増えているし、「希望校に全入」は必ずしも通常学級を指すものでもないと思う。「希望校に全入」するために、その自治体の特別支援教育の情報は不可欠だし、「希望校に全入」が通常学級在籍増加に顕著につながるのだったら、それはその自治体の特別支援教育のあり方が問われているのだと思っていいんではないかとも思う。通常学級を希望される親御さんの中に「あの障害児学級にはとてもじゃないが入れられない」という意見があることも、本当はわかっていなきゃいけないとも思うんだけどね。ちなみにこの言い方で聞いたことのあるものは、「体力作り重視の教育でうちの子にはとてもついていけない」とか、「スパルタ的な教員の声に、子どもが過敏に反応してここではダメだと思った」とか、「障害の軽い子が重い傾向のある子の世話をさせられていて、教師の補助に使われているのではないかと思えてしまう」とか、「担任の異動が頻繁で、いきあたりばったりの授業内容に見えて、あまり信頼できない」とか、「障害児学級の教室が校舎のはずれの北向きの部屋で、いかにも隔離されているという印象があり、在校生の視線も差別的だ」とか、そんな感じのものが多かったと思います。