リツエアクベバ

satomies’s diary

小学校の就学先の違いとか、その情報の差とか、それを埋めるアレコレとか

娘の特別支援学校の小学部の学部懇談会に出席。小学部の中の先生たちが入れ替わり立ち替わり、小学生の保護者の前で話を展開。
障害をもつ子どもの就学先の選択。子どもの個性や在住の地域特性、きょうだい児の存在や家庭の状況、そして保護者の価値観等、その選択はいろいろだと思う。ひとくくりに何が正しいとかどれが正解とか無いから、まあいろいろ大変なんだけれど。
でも。特別支援学校というのは特別に支援する教育が必要な子どもの学校ということで、さすがに情報量が多いなあと思う。小学生のうちにこれだけの情報を学校から仕入れるということは、通常学級では難しいだろうし、障害児学級でも限界があるだろうなと思った。小・中・高が同じ校舎にいる学校ならではの、年齢が上がっていく姿を想定して現在の教育がある、という感じ。
目の前の子どもはまだ小さいから、そんなになんでもかんでも「はい、わかりました」ということにはならないとも思う。でも年度当初に1年生から6年生までこうやって、その年のその話の担当の先生が変化しながら、小学部で必要な話を聞き続けるんだなあ、と思った。こ〜れ〜は、特別支援学校の利点だね。
懇談会に出席する前から思っていたこと。特別支援学校の小学生と、障害児学級や通常学級に通う障害のある小学生。保護者が入手する情報で決定的な差があるのは学校卒業後の進路に関しての情報だと思う。卒業後に何ができる状態になっているか否かというよりは、どんな方向性を持って育てられたか否か。知的障害をもつ大人というのは、そういう視点が必要なんだろうなと思う。今後の日程の中には小学部の親も対象にした進路懇談会というのが入ってくる。
そんなことを(そうか…)と思っていたので、進路専任の先生にお願い。わたしが参加している地域のダウン症児のグループがある。小学生には障害児学級所属の子が多いし、通常学級所属の子もいる。そういった保護者を対象に学校卒業後の進路に関しての勉強会を企画するから講師として協力していただけるととてもありがたいのですが。
グループの小学生の保護者から「お願いできるのなら是非」という声が上がる。先生からも快いお返事。グループの参加者の小学生のママで、うちの学校の小学部に子どもを通わせている人が、その、企画する勉強会の担当にということになった。
小学部の懇談会終了後、進路専任の先生と担当になるママとの引き合わせ。小学生のかーちゃんたちが主になって企画実行していきます、必要なとこでフォロー入りますのでどうぞよろしくお願いしますと。「ざっくばらんにみなさんでお話ししましょうね、資料はいろいろ用意しておきますね」、などと言っていただく。
アリーちゃんに「ちょろちょろ動き回る会長で、鈴つけとくか」などと言われておりまして。今日も今日とてちょろちょろちょろちょろ校内を走り回っておりましたが。ってなことで今日の本件以外にも走っていたんだよ〜だ、と、webを介した告白。