リツエアクベバ

satomies’s diary

3000人の一人だった…

 Lsty氏のはてなブックマークに行ってきた、そこから飛んだ、びっくりした。

俺の何が正しくて、何が至らないのか、教えてください。/深海魚のカタルシス

 びっくりしたのは「プライベートモード」って書いてあったのに読めちゃったこと。はてなブックマーク画面のコメントで知る。閲覧許可IDが3000あるそうだ。

はてなブックマーク > 深海魚のカタルシス - 俺の何が正しくて、何が至らないのか、教えてください。
2007年06月20日 Agguy0c プライベートとは言え3000ものidに閲覧許可してありますので…

 3000の中に入れてもらってたんだ〜。わ〜。こんにちは〜、はじめまして〜。せっかく入れてもらってるんだから反応しようっと。
 これ、この話。誰がどうとかどうしようとかってよりまずとらえられるのは、場の構造だと思う。これ要するに、職場におけるモラルハラスメントが起きているという構造でしょう。パワーハラスメント、職場におけるモラルハラスメント、いろんな言い方はあるけれど、要するに人の心のポイントをじわじわとついていく攻撃者とその受け手が存在しているという場の構造なのではないか、と。
 モラル・ハラスメント被害者同盟に、確か職場における、というものがあった記憶があるなあと飛んでみる。ああ「夫婦関係におけるもの」に特化したのだったなあこのサイト、と思いつつ。ただこのサイト、職場における被害者になりつつある状態の人に見せるだけで、自分のおかれている状況を把握できるという感想をそういや幾人かの方に聞いたなあと思いつつ。
 おお、リンクあったあった。

モラハラ体験記インデックス/職場のモラル・ハラスメント対策室

 場の構造を構造として知ることは、まず最初の第一歩だと思う。精神的な攻撃というものは、ゆっくりと毒が回る。精神的な攻撃の加害者はだんだんとその攻撃自体の攻撃的要素に慣れていき、少しずつ攻撃が増していく。そして被害者は攻撃を攻撃と認識するよりも自分を責めるようになり、その上にその攻撃自体に関しての感度がどんどん高まっていく。攻撃者にとって、「なんだこのくらいのこと」程度の視線、声色、体の向き等で、この攻撃者の受け手はある日がたっとくる。ぽきっと折れる。
 え〜っと、と思って過去ログあさりに行ったけれど、見つからなかった。え〜っとちょっともしもし。誰のこと? えっとid:fujiponさん。いやしのつえから飛べる文章群のどこかの、すごい昔の文章だったと思うのだけれど、この手の経験の話、ありましたよねえ。記憶違いかなあ。女性の指導医だったか上司だったかのその態度、その態度から受けてしまう自分の痛みの蓄積によって、その女性がそばにいるだけで呼吸困難だったか動悸だったかでつらい思いをされたという話。パニック障害だったか不安発作だったか、どんな前置きでこの文章になったのか定かには覚えないけれど、要するに精神的なダメージにより体が変調をきたすということの理解。その理解を支える自分の経験の話だったような。完全に記憶だけのものなんだけれど、ちがったかなあ。
 臨床における検査が関わってくるような呼吸困難や動悸。こうしたものは臨床における検査にかけても異常は見つからない。つまり精神が体に揺さぶりをかけるということ。Agguy0cさんの文章の中にも「嗚咽」という単語が出てくるけれど。これは単に嗚咽という感情表出ではなく、精神が体に揺さぶりをかけて出てくる一つの体からの声だと思う。精神が体に揺さぶりをかけ、体が叫ぶ、助けてくれと。
 何が言いたいかというと。心療内科等に受診ということの選択ももちろんあるのだけれど。でもまず必要なのは、起きてしまっている場の構造の認識と、自分が悪いのではないかというところに陥っていく自分の心境を起こしているものに気づくことだと思う。そこで見えてくるものが答だと思う。わたしは思いますよ、あなたは悪くないと。