リツエアクベバ

satomies’s diary

いやマジマジ、マジだってば

はてなブックマーク > 障害児の急増 : 社説 : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞

 急増の理由ってのはわたしはわかりません。検診で見つけ出しているとか、高齢出産とかそんなことではないように思うんだけどどうなんだろ。見つけ出してどう、ってことではなく現実的に養護学校で教育が望ましい、っていう対象者が増えている現状だと思うもの。校内には無理やり見つけ出したようなボーダーの子なんていないよ。高齢出産がどうって、保護者はごく普通の年齢層だと思う、高齢出産が多いって環境じゃない。周産期医療の向上ってのはあんまり関係ないと思う、「増えている障害児は自閉、多動性の強い子どもたち(カナロコ障害児の急増)」なんだから。この手の情緒障害の子どもは周産期医療でどうって経験が無い子の方が多い。普通に生まれて普通に育つはず、って中で、ゆっくりと「どこか他の子どもとちがう」って悩みが始まり、専門家の門をたたく。
 いやホント、大変なんだから、神奈川県の養護学校不足。敷地内にプレハブ建てても入学希望の児童・生徒の受け入れが追いつかないとか、特別教室つぶして教室確保とか。年々そんな現状。娘の養護学校でも、今年の新入学の受け入れの数は多くて施設的にも大変だった。児童・生徒数の増加から水泳指導の日数は減ったし、学校祭のステージ発表は一日では行えなくなったし、次年度は運動会も学校全体では行えないかも、って話が出てる。「既存校の過密化が加速するのは必至である。(カナロコ障害児の急増)」って、もうすでに過密化してるよ〜〜。ぎゅうぎゅうだもの。
 うちだって、娘の中学入学に際して、学区の中学の障害児学級を選択するって道はあったのだもの。いろいろな理由の中で、養護学校中学部を選択したけれど、そのいろいろな理由の中に要素としてあったもの、中学で入れとかないと高等部入れるときに大変だってこと。実際、高等部から入学って場合は、進学先の立地含め、希望が通りにくくなるのが現状。どこの養護も受け入れがぱんぱん状態だから大変。
 じゃ、アンタんちの子は学区の障害児学級に行けるのに、進学不安から養護学校を選んだのだろ、ってそういうことじゃない。能力的には養護学校相当。ただ障害のある子どもを地域で育てたいってことで、学区の障害児学級を選ぶケースってのはアリだし、それを希望すれば認めてもらえる環境ではあったってこと。障害児学級は特に小学校に関しては、こうした理由で在籍児童に重度の子はたくさんいる。つまり、積極的に養護養護、って背景ではけしてないのに、養護学校の受け入れ可能な枠が、どんどんヤバくなっているのが現状で、これは県内の学齢の知的障害をもつ子の親なら、誰でもそれこそうすうすくらいは知ってることだと思う。
 学校はぱんぱん。ってことは卒業後が大変、ってこと。既存の施設数では卒業で各養護から次々と吐き出される生徒数をまかなえるにはヤバすぎる状態で。学校ぱんぱんの次には卒業後の進路に関してって問題が待ち受けているんだよね。あ〜、頭痛い。