リツエアクベバ

satomies’s diary

今日は町内清掃ともちつき

 年に一度の町内清掃。これと年に一度のもちつき行事を数年前に合体。要するに「つきたての餅が食いたきゃ、掃除に来い」ということ。つきたての餅と大鍋で煮る豚汁がうまいので、わたしは必ず一家で参加。
 町内清掃、来る人は来るし、来ない人は来ない。だいたい主だった参加者は決まったメンツ。
 と、今日、見慣れない「若い男」が参加。周囲はこの人を誰も知らない。ああ、あそこの一角に建った分譲住宅の人かな。知人もいず、所在なげにこの方。
 はい、ちょっといい男だったからか、早速娘がちょっかい出しに行きました。コイツは絶対にチャンスを逃しませんね。所在なげに参加していたこの方、柔らかいまなざしで娘をかまってくれました、ありがとう。
 頃合いを見て、「ありがとう」を言いに行く。「あの子が普通の子じゃないのはわかるでしょ」と言うと、ちょっと神妙な顔をしてうなずく。「ここは地域として、ちょっと田舎臭い土地柄だけれど、あの子のような子を育てるにはメリットはたくさんあったわ。理解してもらえばたくさんの人にかわいがってもらえる。それは息子にとってもいいことだったわ」と言うと、「ボクの育ったところもこんな感じのところでしたよ」と答える。いい感じの男の子、新婚さんだそうだ。すごいね、結婚を機に戸建て購入だよ。
 開始直後はわたしだって「知らん人」だったのだけれど、娘をきっかけに話し、周囲の人たちに紹介なんぞする。公道の清掃に町内歩き回って、豚汁食って、餅食って、大皿に盛られた餅指さして「奥さんに持って帰っていいよ」と声をかける。周囲のかーちゃん、じーちゃん、ばーちゃんが、「そうしなさい、そうしなさい」とすすめる。「そうですか」と紙の小皿にいくつか盛り始める。まあ、のどかな光景の日曜日。寒かったけどね。でも寒かった分豚汁のうまさは格別でした。