町内清掃と餅つき、という行事があり。コロナ禍でずっと中止になっていたが。今年は復活。
集合して、班をいくつか作って別れて、ゴミ袋をもって町内のゴミを拾いながら歩く。
その間に豚汁と餅つきの準備が行われて、町内清掃のあとはつきたての餅と豚汁をいただく。
2019年の日記を開いて読み、いろいろ思い出す。4年の間にずいぶんと変わった。
町内会の役員さんの顔ぶれが変わり、年寄りが、特に男性の年寄りがかなり減った。
中学生の参加が多いのは、高校受験で私立の内申で地域行事のボランティア参加は「三種参加で一点加点」になることがあるからだそうだ。うちの子たちの時代はそんなシステムは無かった。
ご近所が集まり、なんだかんだ話す機会でもあったのだが。常連だったうちの周りの年寄りはみんな死んでしまった。出る転居があり、入る転居からは誰も来ない。
うちは季節行事として、ずっとレギュラー。いつもの年寄りに入るんだろう。
息子の同級生のおかあさんから声をかけられ、まあ久しぶりと話す。
「町内会のお手伝い、入ることある?」と聞かれて「ない」と答える。
学校の役員は卒業がある。人間関係で面倒なことがあっても終わりがくれば終わりにできる。町内会はそうはいかなくて、死ぬまで続くかと思うと足は遠のく。
まわりもちでくる組長のときに、きちんと仕事させていただいて、というところかなと。
参加率が激減しているこの町内清掃に、うちは夫とわたしと娘といつも三人で行く。
なんだかんだと言いつつ、この行事はわりと好き。