リツエアクベバ

satomies’s diary

お元気?

今日は町内会行事に娘と夫で参加。町内清掃と餅つき。
参加するのは町内会の係や役員の人、地域の子ども会の役員さんやその子どもたち、学区の中学の地域選出の役員さんとその子どもとか。あとは町内会のからみが強めのおばさんとかかな。うちは地元では古い家になるので、舅姑が地元絶対感覚があって参加義務感がなんとなく続いている。姑もとうに亡くなり、同様の地域感をもつ世代はあらかた鬼籍に入った。そういやわたしと「古い家のヨメ」話を相互にしていた人の参加も、もう見なくなった。

うちは娘と行事参加するのがそこそこ楽しいところがあるが、つきたての餅に引っ張られてるところはかなり大きい。

集まった人たちはいくつかのグループに分かれて町内を歩く。わたしと娘はゴミ掴みの道具をカチカチ言わせて、道端のゴミを見つけると歓声をあげて拾う。

町内清掃を終え、餅つきを眺め、つきたての餅と暖かい豚汁が振舞われる。会話があちこちで始まる「お元気?」。

年寄りについては姿を見かけなくなった人が、ヘルパー呼んでるとか施設に入ったとか。当事者家族より近所の人間がよくしゃべる。舅のことも聞かれるが、曖昧に答え回答をぼかす。舅のことを話していいのは主たる介護者の義妹だけだ。

うちの子どもたちの同級生の親の中に、町内会の主要人物になっている方々がいる。わたしの世代はもうそんな年齢層のポジションだ。ここでも使われる「お元気?」。

これは仕事は順調か辞めてないか、家は出たか結婚の予定はあるのかとか、そういう意味。娘の同級生の男の子は150万の婚約指輪を買ったそうだ。ここの家の駐車場にはレクサスが停まってたとか。息子の同級生の男の子が大学の同級生と結婚したそうだとか。へーとかほーとか。
帰宅して息子に話す。「誰が知ってて誰が流すんだ、そういう話を」と息子が言う。キーパーソンはずっと変わらない。人脈を持っているという意味ではすごいと思う。