リツエアクベバ

satomies’s diary

今日は大雨

朝からざんざかざんざか雨が降った。昼過ぎにはピカピカと稲光が走った。ピカピカと光るが、ゴロゴロとはならなかった。

休日には、いつも二時ごろ買い物に出る。特に買うものがあるわけではない、木曜日に基本のものを生協が配達し、金曜日には週末に向けて肉が安いスーパーで買い出しをしておく。
休日の買い物は、いわば「夫と娘のレジャー」になってる。娘は娘で買いたいものがあり、夫は自分が食べたいものをぶらぶら見るのが好きだ。

めんどくせーなー、二人で行けよと今まで内心思ったことはたくさんあるが。まあうちの家族の風景なんだろうとこなしてきた。

でもさ。大雨の日にわたしの運転で、わたしは行きたくないんだ。それでもって、雨を避ける駐車場のスーパーに行く道路の運転がいやだ。杖をついた夫を雨の日に連れて行く店は、選択肢が狭まっていく。

「雨、強いねー」「やだなー」と言ってたら、夫が「もうすぐ弱まるよ」と言う。

意地悪で人間ができていないわたしは、夫に聞いてしまった。「行きたい?」「娘だけなら、すぐ近くのドラッグストアであの子は満足するんだけど」。

優しくて人間ができている夫は、すぐ答える「それでもいいよ」。

意地悪で人間ができていないわたしは、小物でもあるので「じゃ、そうする」とか言えない。言えないなら「アンタも行きたいのか?」的な質問をするんじゃねーよ、と思う。

小心者で暴君になりきれないわたしは、雨が弱まるのを待つ。「だいじょうぶ、行こうよ」と夫を誘う。

夫が買いたがったナメコで味噌汁を作る。春菊のナムル、菜花炒め、塌菜と豚肉の蒸し料理、新じゃがとマッシュルームのアヒージョ。冷えたビールとよく冷えた安物の白ワイン。今日も酒がうまい。