6月26日土曜日
夫と息子とわたしと娘とで、息子の部屋に行く。もろもろ必要なものを買いに行くのに付き合う。
6月27日日曜日
夫と息子がふたりで荷物を積んで出かける。わたしと娘と留守番。午後二人で近所に買い物に行き、そこに用事を終えた夫と息子が車で迎えにくる。
いつもは娘が助手席に座るのだが、すっと後部座席に座る。息子と夫が出かけたから息子に助手席を譲ったのかなと思いながら、わたしが後部座席の娘の隣に座る。
あとで思った。娘は息子と並んで座りたかったのだろうか。
6月28日月曜日
朝、息子と娘と3人でご飯を食べる。息子と事務的な話をしているときに娘の送迎車が来て、ばたばたと娘を送り出す。ああ、帰ってきたら弟はいないとこのタイミングで言わなかったと思う。
午前中に息子が家を出る。
夕刻、娘帰宅。特にどう反応するでもなく日常モード。夕食のタイミングで当たり前のように「息子がいない日」のテーブルセッティングをする。
入浴中に突然、娘がぽつりと小さな声で「いっちゃったね」と言う。
6月29日火曜日
所用で息子とLINE。娘が「いっちゃったね」と言ったと話す。「そのうち慣れるだろう。キミもそのうち新しい生活に慣れるだろう。二人とも新しいステージだ」と送る。息子がちょっと疲れ気味の言葉をこぼす。最初のバタバタが落ち着くまでは大変だね。
夕食に混ぜご飯。8時半ごろに帰宅した夫に食事を出しながら夫に話す。娘は、少し離れた、でもこちらの話が聞こえる場所で趣味行動に集中。
夫に話す「冷凍庫に少しずつ、余ったご飯がたまっていく。それがたまったら解凍して混ぜご飯にする。それをお昼ごはんに消費していた人がいなくなったから、夕食に出てきた」。
そのタイミングで娘が突然、息子の名前を叫ぶ。
6月30日水曜日
娘がおとなしい。テンションが低いのか、元々のニュートラルなのか迷う。元々は娘自体は静か。うるさいのは息子。息子がうるさいと娘のテンションも上がる。
息子が出て娘のテンションが下がってるのか、元々の姿なのかわからない。
7月1日木曜日
娘の声がなんとなく大きくなる。息子が家を出て娘の発語が減るのかもな、と、ちょっと思ったので、わたしもなんだかんだと話しかけたりする。
7月2日金曜日
娘の今週について、娘の事業所の職員さんとあれこれ話す。
土曜日に息子が家にくる。娘に言う。娘はチラ見で特になんでもないことのように聞く。