リツエアクベバ

satomies’s diary

家族の入院

夫の入院する病院は「面会禁止」、ナースステーションに荷物を届けるのみ。なのに病院が近づくとあれを話そうこれも話そうと思う。そして、だめじゃんと思う。

病院の入り口に足踏み式のアルコールジェルがある。それで手をモミモミすると次の関所がある。「今日は?」と聞く門番に「家族が入院している」と答える。
そばにタブレットみたいなモニターがあって、その近くに行くと体温が計測される。ピッと体温が出ると門番が小さな紙に数値を記入して渡してくれる「この紙を受付に出してください」。

受付に紙を出すと、面会禁止だが面会カードと首から下げる面会者カードが渡される。入院患者名に、自分の名前と続柄を書き。日付と面会開始時刻を記入する、面会できないけどな。

エレベーターで病室階に行き、ナースステーションで面会カードを渡し、荷物を渡す。荷物を受け取って帰る。

入院に必要なものはパジャマやタオルなど、全てセットされて日額600円で貸し出される。通常は選択制らしいが、今はコロナ禍で感染予防の観点から借りる一択になっている。

なので受け渡しの荷物は下着。あとペットボトルの飲み物。簡単に動けないので買いにもいけないから。

面会はできないので、下着やドリンク類が切れたころ行けばいい。毎日行かなくても大丈夫。

でもさあ。頻度少なくても、病院通うのって疲れるね。
今日は下着を買い足して、病院行って、そのあと銀行に行って。それから明日のパンだのちょっとしたものを買って帰宅。いや買ったのはパンだけじゃない。ぽいぼいとカートにお菓子をいくつも放り込んだ。こんなにお菓子買って、ちょっと疲れてきてるのかな。と思った。

今日買い足した下着とペットボトルをたくさん持って行ったから、数日いいかなと思ったのだけれど。
夫からLINE、「今度来る時にサンダル持ってきて」。
リハビリで少しずつ松葉杖を使いながらも、左足に体重の半分くらいをかけて歩く練習が始まったそうだ。痛くない程度に病院内を歩けとの医師の指示だそうで。それでサンダル。

「了解、明日持って行く」と答える。今日買ったお菓子食って英気を養い、とっとと寝ちまって休養する。明日も寒そうだね、がんばる。