リツエアクベバ

satomies’s diary

金髪ママ

今日、スーパーでお買い物をしていて。会計後に品物のカゴをもっていく台で、隣に赤ちゃんを抱いた若いママが視界に入った。彼女とわたしの間には紙おむつがあって。あ、メリーズだ。と、なんとなく思いながら見てた。中国人がメリーズを買い占める、一人一個を守らない、とか、息子が大学生の時にドラッグストアでバイトしていた時によく言ってた。あ、メリーズだ。

突然、メリーズの向こうにいた赤ちゃんを抱いたママが、わたしに「ねえ」と言った。ん?と思ってると、突然「M」と、名前だけ言った。

わたしはすぐに大騒ぎ。再会がうれしくてうれしくて。「わたしのこと、見つけてくれてありがとう!」。
10年以上会ってなかった、こっちはばーさんになってるし、マスクしてるし、見つけてくれて本当にうれしかった。

赤ちゃんを見て、名前を聞いて。それからバッグからペンを出して、財布からいらないレシート出して、携帯の電話番号を書いた。「これでLINEでわたしを見つけて」。「わかった、LINEするね」と言って、別れた。

車に乗って、夫にLINEを入れた。「スーパーで金髪の若いママに『ねえ』って言われた。Mちゃんだった」。

それからなんかうれしくて、少し泣いた。

娘に「今日、Mちゃんに会った」って言ったら、がばって振り向いた。それから「おともだち」って言った。

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