リツエアクベバ

satomies’s diary

風邪か新型コロナの軽症例か

前提

  • 発症者は息子。25歳会社員。
  • 横浜から東京へ満員電車で通勤。
  • 花粉症、耳鼻科処方の薬服用中。
  • 真面目。2月始めから通勤時にマスク。「正しいマスクの付け方」を動画で確認。
  • 数軒先に夫実家。誤嚥性肺炎を繰り返す在宅介護の90代舅と義妹。

風邪か花粉か発症か

  • 3月1日日曜 夜から軽い咳。世の中の状況が状況だからと、花粉症の薬をやめて咳系の風邪薬を飲む(1日2回のもの)。
  • 3月2日月曜 咳系風邪薬、朝夕服用。咳、ほぼ消失。
  • 3月3日火曜 咳がなくなったので、花粉症の薬服用。
  • 3月4日水曜 鼻水多い。
  • 3月5日木曜 一日中、ひどい鼻水。ティッシュを箱で二個弱ほど消費。夜、鼻詰まりでなかなか寝付けない。

発熱

  • 3月6日金曜 起床後すぐ検温38.1度。受診、インフルエンザ陰性。鼻水、咳対応の薬七日分と解熱剤処方。食欲、普通。夕方36.9度。欠勤。
  • 3月7日〜3月8日土曜日曜 平熱。食欲普通。痰の絡まない咳がひどい。マックスで数分おき。
  • 3月9日月曜 平熱、食欲普通。咳がひどい。上司から欠勤指示。
  • 3月8日火曜 上司からの指示で出勤。咳残るがのど飴等でしのごうと思えばしのげるかという微妙な線。
  • 3月9日水曜 咳、時々出るが気にならない程度の軽さ。

家族の対応

  • 夫 職場で渡されたマニュアルに従って出勤。
  • 娘 発熱した3月6日金曜日から3月11日水曜日まで通所を休む。事業所と密に連絡。3月12日木曜からマスクをして通所開始。
  • 夫実家 行き来を断つ。

思ったこといろいろ

3月9日月曜の夜、息子上司から出勤要請。理由は「平熱」。夫は「自分が上司なら咳の症状がある間は自宅待機言う」。息子は上司に「咳が出る」は申告。ただやりとりはメール。あの頻繁な咳を耳で聞いていたら判断は変わったかもとも。

実家との行き来を断つことの弊害。要介護の舅と義妹の生活は二人だけでは無理。どの時点で行き来を復活させるかかなり迷った。結局、復活は3月16日月曜。

要介護の舅、障害者支援の事業所。このふたつとの関わりがある生活の中で、何度も口にしたこと。「若年層の軽症の可能性がゼロだという保証はない」。とにかくずっと咳が酷かったことに対しての不気味な不安が続いた。

息子以外の家族に感染はあるのか。毎日検温し、娘のクシャミにピリピリした。息子の咳が酷く、またそれが気になったために「咳」が出てくる会話が夫婦で頻繁に。そのことで娘が「ちょっと咳をしてみる」のには少しまいった。

無気味なひどい咳は、いつまで続くのか不安だったが結局数日でおさまった。家族の誰も、似たような風邪を引くことなく終わった。娘の通う事業所でも、風邪等の症状が出た人はいなかった。

娘の通う事業所では、新型コロナ感染に関する対応を出した。「今後、事業所の関係各所、職員と利用者の中に、感染者もしくは濃厚接触者が出た場合は一定期間閉鎖する」「利用者の家族に発熱や風邪等の症状がある場合、その症状がおさまってプラス1日までお休みをお願いする」。妥当なところだと思った。

世の中にたぶんこんな症状の人間は少なくないだろう。と思うようになった。息子は「若年層の軽症」ではないかもしれない。でも「若年層の軽症」は、案外近くにいるだろうと思う。生活を守るために、マスクと手洗いは必要だと思う。