リツエアクベバ

satomies’s diary

障害受容

「自分では変わったつもりはないんだけど。でももう変わっちゃったのかな」

布団から顔を少し出して、舅がそう言った。
高齢だから仕方がない。93だから仕方がない。そんなことは他者が勝手に思うことだ。
去年の秋まで日常的にこなしていたことで、できなくなったことは多い。
そのことを本人が受け止めていくこと。そこに年齢は関係ない。
舅が言うのを聞きながら、そんなことをしみじみ思う。

昨日、訪問リハビリがあった。指示された体操をちっともやらないと義妹がぼやく。

おとうさん、わたしね。足が痛かったの。すごく足が痛かったの。
それで病院に行ったら、腰の椎間板がつぶれてるって。体操してくださいって。だから毎日体操してるのよ。
変形した椎間板はもう元に戻りませんって。
わたしくらいだってそんなこと始まってるんだから、おとうさんくらい先輩になったら、いろいろ出てくるんだなあって思ったわ。

そんなことを言ってたんだが。舅にしでみれば若造のほざきだろうな。