リツエアクベバ

satomies’s diary

木曜日

木曜日(6月20日

火曜日の夜、代理の猫ぬいぐるみを布団に持ち込むのを忘れた。
水曜日の夜は、わすれるもんかと意地になってる感じで小脇に抱えてベッドへ。

夢を見た。
猫が苦しんでた。
わたしはそれを見てギャーって叫ぶ。
死んでるから。もう死んでるから。苦しくないから。
とかなんとかわたしは言っていて。
目が覚めた。
しばらく呆然としていた。
はっと気がついて時計を見た。
4時21分だった。
抱いて寝るぬいぐるみは、いつも目が覚めるととんでもないとこにいたりするんだけど、このときはしっかり左腕に抱いたままだった。
それを確認して抱き直してまた、ぼーっとしてた。
一週間がまわったんだな。

そうして朝が来て、いつものように日常が始まって。
その日常の中で、猫の不在が日常になり始めていることを静かに知る。

秋になったら、骨を庭に埋める。
花桃をそこに植える。
花桃の植え替えは落葉した秋。
秋まで骨壷を眺めて暮らす。