リツエアクベバ

satomies’s diary

水曜日

水曜日(6月19日)

『宝石』の意味

朝、「宝石になった日」の「宝石」の意味が自分の中になだれ込んでくるようにわかる。

水曜日のネコ

一週間経った。ああ、今日はあれだよ、あれを買いに行かなきゃ。
この前の土曜日、心が痛い痛いと叫びながらふたつ買った。そっと飲んで、また水曜日に飲もうとふたつ買った。なんかもう。あの日はふたつ持つだけで精一杯だった。

なんつーかさー。これはそのとき夫に言えなかったんだけどさー。夕食の時にさー。
「これ飲むんだよね?プシュプシュ」って、あっという間にふたつあけちゃって。
なくなっちゃった。いやキミ、プレモルあるからそっちでよくね?と、言えませんでした。
まあみっつとかよっつとかカゴに入れなかった自分が完璧に悪いね。

母に渡された香典で箱買いしたろかと思ったが、高くていまいち勇気が出ない。
大きな酒屋に行って買う。そこらで簡単に売ってるビールじゃない。
エールビールのちょっと安売り。毎週水曜日にひとつ飲むんだと決めて6本買う。

わたしと娘の夕食後に 息子が帰宅。食卓の「ネコ」を見てから「うちのネコ」に声をかける

「おい。オマエが死んじまったからな。ババアがグズグズ、ネコのビール飲んでるぞ!」

なんかめちゃくちゃおかしくなって、いつまでも爆笑する。