リツエアクベバ

satomies’s diary

私信

新しい生活を元気に始めただろうか。などと思っていました。近況を読みたいなあと思っているうちに以前の日記はプライベートモードに変わり、残念に思っていました。新しい日記の開設と、そしてそれをまた読むことができることをとてもうれしく思っています。
息子が進学した高校は、いろいろと特色のある学校でした。教育内容や行事、創立の頃の話など、webで検索して入手できる情報に興味深いものがたくさんありました。そうしたことを調べている時に、あなたのはてなダイアリーにたどりつきました。校名が出てるわけではないのに、その特色からすぐわかった。入学した息子の行事の日程と日記に書かれる同じ行事の日程がぴたりと合っていった。ああ、間違いない。過去ログのページを繰って、あなたの入学の頃からの文章を読みました。一年先にいく人の文章が残していく記録を読みながら、ああこういうことかと思うこともありました。また、自分の人生を能動的に歩んでいこうとする一人の高校生の自然な記録は、読んでいてとてもおもしろかった。
ただの閲覧者でそのままにしておくつもりだったのだけれど。黙っていられずにコメントを入れました。あの時に綴られていたあなたの苦悩の声は胸に響きました。そこでわたしは黙っていることができませんでした。
その時に。はてなIDをもっているわたしは、そのIDが表示されないようにログアウトしてからコメントを入れました。わたしのweb上の日記には息子の成長記録の記述が山のように積み上がっており、それを不用意に息子の人間関係にからむ線にさらすことになりはしないかと危惧したからでした。
学校行事の中であなたらしき姿を見かけて(あの子がそうか)と思うことがありました。こちらだけが知っているという気味の悪い状態にさせてしまって申し訳なかったと思っています。最後の学祭の時に声でもかけられたらなあとも思っていましたが、迷惑かけても悪いよなと思ってそこで終わっていました。申し訳ない感が残っているので今回ははてなのスターを置いてきます。たどっていらしたとしたら、やあはろー、こんにちは、です。自分で向かっていった目標が現実として始まった生活はどうかい? と、にこにこしています。
息子が高三になり、進路懇談会が開かれました。あなたが残した難関校受験、しかも全勝の記録は、学校の進路実績の記録に花を咲かせています。野球部にも難関校合格者がいて、母親たちは「野球部の子が、野球部の子が」と口々に言ってるところで、「いやいや、あの年度の進路実績のスターは吹部」などとわたしは訂正したりしています。いやなんか、オバチャン会話ではあなたの合格校も野球部の子の実績みたいになってたりしてたので。野球部という部活の方が目立つんですかね。わからんけど。不思議なことにオバチャン会話ではわたしの訂正に対して「なんで知ってるの?」とは聞かれませんね。聞かれても言うつもりもないけれど。
進路実績の話では、あなたは華々しいスターになっていますが。でもわたしはあなたのあの苦悩の日々を忘れません。苦悩の日々と倒れるほど努力したことと、最後の合格までの日々と。胸が苦しくなる思いでモニターを見つめたことを、きっとずっと忘れないと思います。
新しい日々をたくさん楽しんでくださいね。さてさて、わが家も受験生のいる生活が本格的に始まりそうです。うっひょー、緊張するぜ。それでは〜〜。