リツエアクベバ

satomies’s diary

明日は卒業式、それとあの子のこと

今日が娘の卒業式で、明日は息子の卒業式。
今日、息子は赤いオメメで帰ってきました。在校生の「卒業生を送る会」の後、体育館で学年合同の最後の学活。
「泣いた。みんな泣いた。○○だってずっと泣いてた。××先生がずっと横向いてずっと泣いてた」。
「そうか…。最後だね。中1からずっと持ち上がりの先生ばっかりの担任グループだからね、思いはたくさんだろう。だって、あの、ガキくさかった中1の頃からずっとアンタたちを見てきたんだからね」。
どんな話だったの? どんな感じだったの? どういう流れでどんな話だったの? なんてことは聞く必要全くなし。だって今夜にはその詳細があの子のブログで上がるだろう。あの子が感じた言葉でね。今は息子が感じたままに出す言葉をそのままに聞けばいい。断片断片のシーンを細切れに聞く。
ねえ。って聞く。「ねえあの子さ、ほらあの子。あの子さ、卒業行事関連で歌を歌う機会が何度かあったんでしょう? あの子の歌はどんな感じなの?」
あの子のブログを見つけてから、すっかりあの子のことが大好きになってるわたしは、あの子の歌が聴きたくてしょうがない。接点も機会も無いもんだから、坊やに片鱗聞くしかねーやな。
「ああ、うまいよ。いい感じだよ」。
そんなことを言いながら、こんなことを話し出す。
「アイツさ、変わったんだよ、すごく。服の感じも見かけも態度も何もかもすごく変わった。三年のアイツは中1のときのアイツじゃないよ、全然。中1のときはもろヤンキーだったんだよ」。
そうか。出身の小学校も部活もクラスも接点のある友達も全然違う同級生の息子。それでもあの子の変化は目に見えて感じられるようなことになってるんだな、と思った。
息子の三年間を思って、明日はどきどき、そして楽しみ。それと、あの子が卒業式をどんな風に語るのかもまた、すごく楽しみ。