リツエアクベバ

satomies’s diary

息子の友達がやってきた

2010年7月5日更新分「中古ソフトとお友達」

おとといのこと、夜にメールのやりとりがあったようで。「明日、部活が終わったら○○となんとかの勉強のなんとかを一緒にやることになったから」と息子が言ってくる。「ほいさ、でもさ、二人で部活が午前中ならその後お腹が空くだろうから、二人でマックでもなんでも行って昼飯食ってきな。後でお金は請求していいよ」と答える。
で、アイツの今日の帰りは夕刻だねとのったらくったらしてたら、息子から電話。「なんとかの勉強が終わった」。で、今からウチに来て二人でダンレボやりたいとのこと。「いいよいいよ、一緒に帰っておいで」。でかい借りがやっと少しは返せると一安心。
息子帰宅、「ただいま」と「こんにちは」。家に入った二人に言う、「あのさ、ダンレボやたら汗かくから制服のズボンが汗まみれになるのはイヤだから着替えなさい」、と。ほらこれだと着替えを渡して着替えさせる。ここの学校の制服のズボンは洗濯機手洗いができるのがありがたいんだけど、部活部活でズボン自体の休みが無いのでとても困る。それは人んちの子のズボンだって例外無し! Tシャツにアディダスの短パンというトレーニングスタイルの二人が出来上がり。
どたばたと始めようとしてるところで息子に声をかける、「アンタ、昼飯何時頃何食った?」。二人して返す言葉にかーちゃん大慌て「何も食ってない」、このとき既に5時近く。「早く言いなさいよ、速攻だから蕎麦かそうめんだよ、どっちがいい?」など聞いて、蕎麦決定。買い物も済ませてあったので、冷しゃぶも作って一緒に出す。食卓にいっしょに娘が座り、弟が連れてきた友達に「こんにちは」と言う、「こんにちは」と返してくれる。
飯食わせたり、なんだかんだしゃべってたりして。率直にモノを言う子で話してておもしろかった。ソフト代うんぬんとかいうことに関しては、この子が決めたことならそれでいいんだという感じがした。アーケード版で慣れたこの子は家庭用の専用コントローラーのリアクションに戸惑うので、ステップは強めになる。通常の手で操作するコントローラーでなら遊べるけどどうするか、家でやりたければプレ2を車で持っていくよ、ってなことにもなったけれど、結局夏休みにちょこちょこ来るということで話は決着。
この子が息子に尋ねる「『耳をすませば』見た?」。見てない息子は何を言われているかわからんので、「ジブリの映画だよ、テレビでやったはず」と説明。「わたしはDVDで観たけれど、自分しか観てなかった。そういやテレビでやったんだっけね」。そんなことを言うわたしにこの子が答える、「あれは子どもにはわからないと思う。でも高校生ならわかると思う」。そう言ってからさらに付け加えた「高校生だったらわかると思う」。高校生になったばかりのこの子にあの作品はいろいろな思うところがあったんだろうと思う。この子たちはそういう時期にいるんだなと思った。
子どもの時から鉄道が好きとの話、ああウチも昔は電車好き男の子だったんだよ、でもね、ゲーム好きにすっかりスライドされてしまったから本人はちっとも覚えてないと思う。こっちは当時やたらと詳しくなったけどね。それから二人で特急電車とかの話、忘れてしまった息子は話についてこられない。
息子は居間で勉強するが、友達を連れてきて遊んだりするのもいつも居間。娘は飛び跳ねる二人に拍手したり、部屋の隅で自分も飛び跳ねてみたり。帰宅してから息子に聞くと、姉の話は事前に特に何もしていないとのこと。来てみたら「ちょっと変わった女の子」がいるけど、相手は特にたいして特別な反応も無くという感じ。思い出してみれば中学入った当初に別の小学校出身の子を連れてきたときもそんな感じだった。そんなとこが今の息子の自然体みたいなもんなんだろう。