リツエアクベバ

satomies’s diary

PTA資料とクレヨンしんちゃん

クレヨンしんちゃんの絵をテレビで何度も見る。原作者の急逝という痛ましい事実と共にというのがなんともという感じ。心に穴、ぽっかり。
PTAがどうのこうの、見せたくない番組でどうのこうの、ってのはよく聞く話だった。ふと思う、そのPTAのなんちゃらかんちゃらの調査ってなんだろう。よく知らない。よく知らないので調べてみた。

社団法人日本PTA全国協議会 資料DATA

ここから「モニタリングによるテレビ番組の実態調査」の資料が閲覧できる。その資料によると、全国のPTAの地方協議会から各協議会ごとに小学校2校、中学校1校を選出し、調査が行われているんだそうだ。ひとつの学校のPTAが単位PTA、その上に上部組織、その上にその上に、ってことになるわけで。神奈川県にある小中学校全校の中から小学校2校に中学校1校とか、そりゃ知らんわけだ、とも思った。
広報誌になんだかんだ書かれているもかもしれんが、まともに目を通してないから知らんのかもしれない。息子は学校からのなんとかをきちんと全部は渡しはしないし、娘の方だと全国のPTAがどうだといえば申し訳ないが全知(全国特別支援学校知的障害教育校PTA連合会)の方しか興味が無いし。
なんてとこで、日本PTA全国協議会の資料DATAを閲覧。クレヨンしんちゃんが対象になっていたのはこの資料。

(3) モニタリングによるテレビ番組の実態調査/平成16年3月
(12) モニタリングによるテレビ番組の実態調査/平成19年3月

否定的な数字もあるが、肯定的な数字もある。そしておもしろいのが記述式の文章。「見せたい」とする人の文章には、いろいろな思いが詰まってるように感じておもしろかった。こうしたナマの声に関しては、PTAの調査がどうたらってときには出てこないものなんだな、ってのも思った。PTAがどうたらと、印象が固定化されかねない紹介があっても、その向こうにはナマの人間の声があるものなんだな、とか思った。