リツエアクベバ

satomies’s diary

これからどうなるのかな

息子の同級生のかーちゃんとヤボ用で電話。そのついでにアレコレ。民主が勝ったから公立の高校の授業料がホントにどうにかなるのかとか。子ども手当、子ども二人とか三人とかで月に入ってくるお金を全額中学卒業後の貯金にできるんだろうか。生活費の補填として使っちまった家庭はその後どうなるんだろうかとか。いやあの額が毎月入ってくるなら、パートに出るかーちゃんは減るかもねえとか。しかしどーにもこーにも中学からは子どもにお金はかかるねえ、って。ウチは子どもが小さい頃は娘の日々に不安があって、職の責任として「社会と約束ができるような」立場ではなかったから専業主婦家庭。体調不安なときに安心して休ませられるためにはと、わたしにとってはそのことが最優先だった。二人が小学生時代に戻った回想をするに、多分ウチは子ども手当全額貯金は無理かもなあとか。そういう家だってあるだろうとも思う。
子どもたちはそれなりに大きくなって、小銭程度を手にできる程度のパートはできるようになったけれど。でもそれ以上の額を得るような職をもつのは環境としてやっぱり無理だ。介護等で同様の理由をもつ専業主婦も多いと思う。「働かない」のではなく「働けない」のとも少し違う、「急に都合で休むことが許されるならば働ける」。そんな職場なんて普通無いよね、ってとこの専業主婦層だっていると思うよ。でもそんなのは認められない、中学生までの子どもがいなきゃ増税だ。大勢が喜ぶからと口をふさがれる層はあるだろうと思う。それって弱い者イジメじゃないのかなあ。
横浜市は平成22年度から在宅障害者手当を全廃する。ここで浮いた総額18億7500万円は障害者施策に回される。現金支給よりもメリットが得られる「施策」のために、という話。新たなサービス拡充のために、支給されていた人々がその支給額を提供する、ということととらえることになる。しっかりやってくれるのならこっちの方が、とも思う。あら、民主路線とは逆になるのか?
投票の日の開票のニュースは民主すごいなって感じだったけれど。身近なとこでは実際はよくわからない。神奈川は4年前の選挙の自民圧勝で、元々の地元に強かった民主党の政治家がコケて神奈川の小選挙区は民主ゼロになった。そして今回は民主圧勝。とはいえわたしは今回、その時コケた人の返り咲きに一票投じただけだったんだけど。わたしが入れた一票は前回も今回も同じ人。そういう人も多いと思う。民主のマニフェストに入れたわけじゃない、ってことはきっと通用しないんだろう。
民主の風を感じたのは、同日の市長選の方だったかもしれない。突然横浜市長が辞任して、ばたばたの市長選。今までとこれからと、結局どうなるのかよくわからなかった。「誰のための、何のためのY150だったのか? その総括をし、市民が納得できる幕引きをします。」この一言がビビビときて投じた一票は散っていった。よくわからない候補者たちということで、ここで動いたのは「民主の風」だったのか、それとも単に候補者の差だったのか、それもよくわからない。前市長が再三繰り返した「福祉に関して『血も涙もある』施策や改革に」、という言葉。そのあたりがどう継承されるのか知りたかったんだけれど、結局はよくわからなかった。これからどうなっていくんだろ。
てなとこで、子ども手当の対象になる子どもはウチにはいないのでウチでは増税は確実。これだけははっきりしてる。財布から払う金額が増えても、その税がきちんと社会を回す力になってくれるのならそれに期待したいというところ。これから社会はどう動くんだろう。障害者自立支援法についてはどうなるんだろう。高校の学費もそれは気になるけれど、障害者自立支援法の対象になっていく娘のことについても漠然とよくわからない。事業所も大変だなとか思う。