リツエアクベバ

satomies’s diary

反応に反応

2008年7月12日更新分の、反応に反応。

ブックマークコメントに反応

AFCPのブックマーク / 2008年07月13日
Googleでは…ダウン症×天使=33,500、自閉症×宇宙人=197,000、ダウン症×宇宙人=52,500、自閉症×天使=178,000。

「天使と宇宙人」エントリには、参考のためにGoogle検索を出しましたが。検索件数では確かに上記にはなりますが、わたしはこの件数だけではダウン症児や自閉症児がおかれている現状の判断は難しいと思う。(ちなみに実際わたしも「ダウン症×宇宙人」「自閉症×天使」は出してみています)。
「天使と宇宙人」という言葉の使われ方には、ある背景があります。
「天使」に関しては。「エンジェルベビー ダウン症」と検索をかけると、出てきますね。「ダウン症アメリカではエンジェルベビーと呼ばれている」。わたしはアメリカの人が本当にこんな風に言っているのかどうか知りませんが、ダウン症の子どもを育てているとまあけっこうな人がものすごく素晴らしい情報のようにこのお話をしてくださいますね。先日は「天使の病っていうんですよ」と言われたぜ。これには(伝承される中でベビーが病になるんだなあ)って感想もあった。
そうやって、ダウン症児を育てていると、天使天使天使天使と言われる現状ってのは、あります。反論として代表的なのは「天使だというのならば。子どもはみんな天使じゃないか」。わたしはコレに同意共感一票派。
ちなみに「天使」という言葉。「天使 ママ」という検索をかけるとこれまたすぐにわかることがある。小さい子どもを亡くした母親のセルフヘルプグループにおいて、記憶の中だけになってしまった子どもを「天使」と呼ぶことはよくあります。わたしはすれすれで「天使ママ」になるところだったという経験を持つ、「天使と呼ばれることのある子どものママ」になった人間、とも言えます。
それから「宇宙人」。僕の妻はエイリアン―「高機能自閉症」との不思議な結婚生活 (新潮文庫 い 93-1)という本がある。これは「僕」という夫の一人称で書かれてはいますが、この本の著者は「泉流星」という方で、「地球生まれの異星人」と自称されています。
また、「宇宙人」という言葉と「親の気持ちの流れ」としてはビッグママんとこのコレがわかりやすいのではないかと。

ジューと自閉症と私/妖精が見える子供

まあ「天使と宇宙人」に関しては、全てはそのワードのその先が大事なんではないかとわたしは思う。

コメント欄に反応

人がどう人をとらえてどう接してどうつき合いがあるのか。なかなか一般的にどうとも言えるものでもなく。そして誰かがこうとか言えるものでもなく。なぜかって、それは「人」だからじゃないかと。
「宇宙人」を自称される場合の心情というものは、泉流星さんのサイトのプロフ部分がわかりやすいのではないかとわたしは思う。そしてそのことを理解しようとすることは、わたしはそれを「特別視」とは言わないのではないか、とも思う。そうしたことを「特別視」としてしまったら、そこには「無理矢理全部平等」があるだけで、「無理矢理全部平等」がひとつの攻撃となってしまう層というものは存在するとも思う。
また、全然違うかもしれないけれど。参考リンクとして(なるかな?)、fuuuuuuunさんとこのエントリから始まった流れエントリリンク集もあげておこうかなと思いました。

うまくいかない/fuuuuuuunの日記
感情のカラと認知メソッドの重要性/Double Line
着ぐるみ考/Backlash to 1984
着ぐるみ/bolog
お返事/fuuuuuuunの日記