リツエアクベバ

satomies’s diary

天使と宇宙人

fuuuuuuunさんのブックマークコメント。

fuuuuuuunのclip / 2008年07月09日
ダウン症は天使といわれ、自閉症児は宇宙人といわれるのだった…w

あるあるあるある。ってことでGoogle検索もってくる。

彼らに対してそういう形容をする人が存在していても、彼らの背中に羽根が生えたり、宇宙船が迎えに来たりするわけじゃない。彼らは人を癒すために自分が存在するとは思ってないし、彼らが世界にどんなに不安を感じても、彼らが生まれたのは地球で、他の星からやってきたわけじゃない。
集団の中である一定の割合で生まれてくるという、その割合にたまたま入った人と入らなかった人がいるだけ。同じ世界の中でね。
その割合に自分が入らなかったということで、漠然とわたしはきっと一生関係が無いと思っていたのかもしれない。もしも関わらなくていい側にずっと居続けていたら、特に知ろうともしなかったかもしれないと、時々思う。
金曜日に出た会議。娘の通う特別支援学校の管理職の面々、校医の児童精神科の医師、療育機関の所長、進路先の責任者、この学校の立地を学区とする学校間で交流のある小学校の管理職、この学校の立地の自治会の会長、そしてPTAの会長として出席したわたし。「家族」はわたしだけという会議。この方たちはみな、関わろうという意志と共にここにいるんだなと思った。
当然なんだけれど。この会議では「天使」も「宇宙人」も出てこない。ただそこには現実的な「人間」がいるだけだった。