リツエアクベバ

satomies’s diary

ホワイトデー

 2月、姑葬儀終了のすぐ後にバレンタイン商戦。そんなの見ても気持ちはさっぱり動かず。チョコの陳列を見ても全て同じに見える心境。精神的にどうでもいいという感じ。こういうのを自粛っていうんだろう。
 でも14日の日、急に思い立って車のエンジンをかける。買いにいこうっと。
 近所の仲良しのジジィにすれちがう。「どこ行くの?」「うちのダーリンとキャンディにバレンタインのチョコ買いにいくの〜〜」。いってらっしゃ〜〜いと手を振られて送り出される。
 陳列のチョコを見て、ふと思う、ああそうだ、あのジジィにも買っていこうっと。
 ただいま〜〜、ほらぁ、チョコだよ〜〜、プレゼントだよおおおお。わあ、もらっていいのかい?オジサン泣いちゃうよ。え?オジサン?ジイサンだってジイサン、なんてことを言いながら、チョコ。
 今日の午後、ピンポ〜〜ン、走っていってドアを開けると、ジジィがニコニコと何か持ってる。わぁ〜〜い、と裸足で玄関から飛び出す。「うれしい、ありがとう!」。
 お返しなんてのは、全く文化に無かった世代。ジジィなんてのは、もっと無かった世代だろう。義理だのなんだのと、めんどくさいしがらみになる人たちもいるだろうけど、なんかすごっく楽しかった、ジジィとのお菓子交換。ちなみに夫からは昨夜0時にクッキー詰め合わせをいただきました、うふふふふ。