リツエアクベバ

satomies’s diary

米寿と還暦

わたしの誕生日が4月30日で。母の誕生日が5月10日で。何年も前から「米寿と還暦に何しよう」と、ずっと楽しみにしてきた。

旅行かな、ってとこだったのが、去年から急にあやしくなった。

つい先日。3月23日に実家に行った時に、母が「横浜のホテルにみんなで泊まろうと思うの」と言うので、「やめよう」と言った。
言いたいことはわかるが、じゃあ「『みんなで新宿のホテルに泊まろう』って言ったらどう言う?」同じだよ、と答えた。

実家からすぐの新宿。うちから近い横浜。こじゃれたホテルはいくらでもあるが、都会のホテルなど高いだけだ。レストランやロビーは立派でも、眠る場所にやたらに金がかかる。帰れる距離でどうかと思う。

だいたい今、数字が落ち着いてはいるが。それでも横浜まで来られる?電車に乗って。なんかあったらねーちゃんに怒られるわ。

ということで。うちの家族で実家の母のところに行って。酒飲んで寿司食おうということになった「米寿と還暦」。正月に行けなかったので「正月のやり直しをしよう」ということになった。

正月に行けなかったのは夫が交通事故で、退院したばかりだったのがある。しかし、落ち着いていた秋から12月の末に向かってどんどん東京のコロナの感染者が増えていった。1月もヤバかったね。

とか言いながら。今年の5月の連休に、わたしたちは和やかに酒飲んで寿司食ってると思ってましたよ。
4月4日にわたしがコロナ発症するなど夢にも思わず。悪化するとか、家族も含めて入院とか変異株だとか、そんなことが起きるとかまったくわからず。そして東京の感染者数が再び千を超えるなんて思ってなかった。ああ、やれやれだ。

母は来年やり直すんだと言ってる。来年は落ち着くんだろうか。

さて、5月10日、母の誕生日。米寿祝いも誕生日プレゼントも配送済みなので「おめでとう」と電話。「娘が死なない米寿がなにより」。あー、まったくだまったくだ。

ちなみに「米寿のお祝い」はそこそこの価格帯の寝具。「誕生日のプレゼント」は、わちゃわちゃと好きなもので盛り上がるバージョンのもの。

今年のわちゃわちゃには、グラスジェムコーンを投入。ドライで飾る小さなインテリア用と、「植えてみる種」。
植えた?植えた!とわちゃわちゃ。「植えて今日で三日!」と母。「今日、植えた!」とわたし。植える場所の整地と草取りでアキレス腱傷めたぜ、という話がおまけになった。今日種を植えたのはポットなんだから、整地急ぐんじゃなかった。まあ治ったからいいけどね。

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