リツエアクベバ

satomies’s diary

脱皮ング

全国1330人、東京292人、神奈川72人、横浜22人。

昨夜、息子が窓を見ながら「なんだ?これは」と言う。なになに?と見るとセミがいた。

脱皮ング。至近距離で初めて見た。網戸の端とガラスの間に入り込んだらしい。

わーわー言って。そのうち飽きた。しばらくしてからまた見たら、羽が閉じてセミっぽくなっていた。

それからまた飽きて寝た。夫は羽の色が変わるまで見届けたとのこと。

朝、くっついていた脱け殻を取った。虫が嫌いな男の子だった息子は、脱け殻も苦手。脱け殻を持ってほうれほうれと、わーわー言う息子を少しいたぶる。田舎育ちの都会っ子。

外のセミの鳴き声を聞きながら、息子が「昨日のセミだ」と言う。夫が「ちがう、昨日のセミアブラゼミだ」と答える。田舎育ちのおじさん。

アブラゼミって、鳴き声どれ?」と、都会っ子のわたしが夫に聞く。ちなみにわたしは、結婚するまでヒグラシをよく知らなかった。

アブラゼミは、一番うるさいやつ」と、夫が答える。わたしはYouTubeを開いて、「あー、これか。確かに一番うるさいやつだ」と言う。これがまた増えたのか。うるさい夏の本番がくる。