リツエアクベバ

satomies’s diary

13回目

猫が死んで13回目の水曜日が来た。今日も水曜日のネコを飲む。

最近また、死んだ夜のことを考える。
なぜあの日、わたしはあんなにも眠かったんだろう。
なぜあの日、苦しむ猫を抱きながら、わたしは眠りに落ちたんだろう。
なぜあの日、わたしは最後の息を確認できなかったんだろう。

痙攣で苦しんでいた。
あとどのくらい、苦しむんだろうか。
かわいそうでたまらなくてせつなくて、痙攣で苦しむ猫を抱え込んだ。

死んでしまったんだけど。
わたしが抱え込んで、窒息させたのか。と、最近ふと思った。

思っても仕方のないこと。
もう終わってしまったこと。

古い写真を出してきて眺める。
10歳の夏の写真。洗面所は涼しかったらしい。笑いながら撮った写真。