リツエアクベバ

satomies’s diary

背中が痛い

 姑の新盆関連のさなか、今日は出られそうなので一日プール。陽射しはきつく背中が痛い。おテテにしっかりロッカーキーの跡がつく。
 辻堂海浜公園プール。行ってすぐに、いつもと違う状態に気づく。ひっきりなしに注意事項を告げる場内アナウンスが流れない。そしてあちこちで監視員がメガホンを持って叫んでる。おとといの落雷により、電気系統の故障があり、流れるプールの水が流れない、と。
 ああ、場内アナウンスもそれで流れないんだな、それも故障したんだな、と思う。
 報道されるプール事故、各地で点検が相次ぐ中、故障の状態で営業するのは大変だろうな、と思う。若い監視員の動きがいつになくきびきびとしている感じ。
 だいたい30分ごとに入る休憩時間。時刻によって、5分、15分、30分と、休憩の長さが変わる。場内アナウンスは流れず、笛の音とメガホンを使った案内だけで休憩の開始を知らせ、監視員が遠くからでもわかるように手で5分、15分、30分の休憩時間がわかるように示しながら動く。
 ここの監視員、いつもきびきびと動いている様子で気持ちいいのだけれど、こういう非日常の事が起きているときだからこそ、その本質ってヤツが問われるのかもしれないと、彼らの姿を見ながら思う。アナウンスが無くても、各場に配置された監視員の連携は見事につながれている。
 「波のプールの波は出るんですか?」と近くの監視員に聞く。「半分だけ出るんですよ、半分だけなんですけどね」と笑顔で応える。連携が見事につながれているからこそ、こうした余裕のある対応ができるんだろうと思う。
 流れるプールの水は流れないのだけれど、プールに入る人たちはかまわず流れる方向に進み続け、人力での流れるプールがなんとなく成立する。そして午後の30分の休憩のさなか、流れるプールの水が流れ出す。アナウンスの機器は以前として動かないけれど、この頃にはもう、笛やメガホンやら、手で指し示す休憩時間等の案内に、すっかり慣れている人たちがそこにいる。