リツエアクベバ

satomies’s diary

横浜開港博

前年度、娘の特別支援学校PTA宛てに横浜市PTA連絡協議会を通して横浜開港博の前売り券販売のお知らせが来た。校内で50枚以上の購入申し込みがあると8%割引になるというもの。混雑が苦手な子が多い学校の中で販売して実際50枚以上の購入希望があるものなのかと疑問を持ちながらも、案内が来てるものを右から左に流すのはマズイんではないかと判断して、購入希望を募る。結果、役員が購入しても家族購入分を含めて50枚には満たなかった。障害者手帳提示で購入の「特別割引入場券」の販売額が、前売り券と当日券と同額だったこともあると思う。わざわざ前売りで買わなくても販売額は同じということかもとも。

横浜開港150周年記念テーマイベント「開国・開港Y150」公式サイト

GW中に横浜開港博に出かける。桜木町の駅に降りてから、キャラクターであるたねまるクンの着ぐるみがいたり、各所に案内の人がいたり、イベントが始まったという景色があちこちで見られる。
まず無料エリアである周遊会場に。そしてその後、有料エリアを回る。
あちこちにスタッフがいるのに、会場の案内がよくわからない。配っているパンフレットが何を配っているのかよくわからない。入口のところでパンフレットが欲しいと言って渡されたものは、前売り券販売の時に配布されていたもので、エリアガイドではなく案内地図としてはかなりわかりにくい。結局、改めて配布している人からもらう。何を配っているのか渡しながら教えて欲しかったとも思う。配っているものを「ください」と言っていただいたら、ハングル文字のパンフレットで「すみません、これは要らないのでお返しします」と言って返したら、「サンキュー」と言われた。韓国からの旅行者も多いのだろうと思った。

未来シアター「BATON」|横浜開港150周年記念テーマイベント「開国・開港Y150」公式サイト

有料エリアである「Y150トゥモローパーク」にて、未来シアター「BATON」を観る。列に並んで30分ほどで会場に入ることができる。並んだ列にいるときに、モニターでこのアニメに関しての情報の映像が流れているのだけれど、待ち時間がたいして無かったので列はどんどん動き、まともに観ていないまま場内に入る。場内は横一列のベンチシート。
上映が始まり、字幕付き、効果音にもその音を説明する記述が入り、バリアフリー対応であることがわかる。作品はおもしろかったけれど、なぜ横浜開港を記念したイベントでこのアニメなのかはよくわからない。また、上映期間が三回に分かれた三部形式なので全編を観ることはできない。第一部の上映を観たということで、なんかストーリーが始まるんだろうくらいしかわからない。実写映像をアニメ化していく技法というものが、ラストのテロップ映像でわかる。すげーとは思うけれど、ストーリー的には全編が観られないのでよくわからない。有料会場で三部作全部観るのに三回分の会場有料チケットが必要なのはどうなのかなとも思う。夜間割引チケットを三回購入したとしても大人料金は1200円×3回分。他の有料会場が3回リピーターになる可能性がどこまで?とも思うので、20分の上映に1200円×3回はどうかなあとか。無料エリアにここだけ有料にした方が全編通して観たい人には親切なんじゃないかとも思う。
この上映でバリアフリー対応に気づいてから、(おや?)とも思う。障害者手帳提示で買える特別割引チケットがあり、また入場券売り場でその記載があちこちで見られるのにも関わらず、有料エリア内でのバリアフリー対応の説明がどこにも見られない。
話題になっていたクモはすごかったけれど、やいのやいの言って混雑にまみれて「すごいすごい」言わなきゃチケット代の元が取れない的なとこがちょっと。屋外で立った人の列にまみれて見物するには娘がちょっとかわいそうな状態なので、クモが遠巻きに見られる「黒船レストラン」に陣取る。
娘程度の障害特性ならまあいいけれど。バリアフリー対応に関しては、チケット割引くらいかなあと思うイベント。市から年度内での学校遠足での要請があったけれど、娘の特別支援学校では断ったという話を思い出す。いやー、その判断は賢明だろうなと。割引チケットは無いけれど、場内どこでもバリアフリー対応の相談ができるという点で、ディズニーリゾートはすごいなと改めて思う。購入額の割引より堂々と相談できる方がありがたいのではないかと思う。
キャラクターであるたねまるクンのグッズは充実。キーホルダーや携帯アクセサリーの類がやたらに豊富。ちょっと笑えたのはたねまるクンとご当地キティのコラボ製品。娘はたねまるクンをかぶったキティのぬいぐるみを購入してゴキゲン。