リツエアクベバ

satomies’s diary

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入院雑感/atelier F.F. ゆうくんちの日常
 具体的な内容はそうかそうかと思いながら読む。でもその具体的な内容の根底は、やっぱり話さなくてもわかってたと思うことと、そうそう相違は無かったな、と思う。
 ゆうやんゆっくりと快復に向かっているようで何より。本当のことを言えば、入院退院入院のさなか、わたしは夫にぽつりと「怖い」ともらした。「そうか」と一言答えて彼はわたしの不安を受け止める。襲いかかってくる不調、見えない快復、暗雲が怖いのは現実。しかし具体的なことひとつひとつに闘わなければならないのはゆうやんと、そしてリエ。その具体的なことひとつひとつの向こうに、必ず明日があるんだよ、と思う。
 だからこそ、積み重ねてきたことが生きる。そしてそれを何よりつかんできたのはリエだと思う。これまでにつかんだもの、これからに生かしていけるもの。それを手にもつことを力として歩いてきたんだし、歩いていくんだろうと思う。
 ゆうやんゆっくりと快復に向かっているようで何より。14年前のちょうど今頃。退院した娘の何度目かの外来での診察で言われたこと。「別の子を連れてきたのかと思うような快復。」
 「病院ではこれ以上の治療はできないから退院」と言われた退院。退院後、たった数回目の外来での診察でもぎとったこの一言。別に奇跡的な何をしたわけじゃない。返してもらった湧き上がる喜びなんてものだけが、病院と家庭との違い。「あなたがここにいてくれてわたしはうれしい」と思われること。これは快復する力に向かっての何よりのエッセンスなのかもしれない。
 TB、投げ返す、どっか〜ん。