リツエアクベバ

satomies’s diary

新記事「サンタの存在」

 今日、夕刻、本屋に行きました。用件はサンタが息子に贈ったポケモンの新ソフトの攻略本を買いにいくこと。数種の攻略本の中から彼が一冊選んでいる間に、わたしは絵本のクリスマスコーナーを見ていました。
「これ、読んであげたの、覚えてる」
「これは?」
 全然覚えてないんですわ、コレが。
 幼児期の12月。2人の子どもを小脇に抱えるように添い寝をし、クリスマスの絵本を読んだ。そして言った。
「目をつぶってごらん。遠くからサンタさんがやってくるからね」
「クリスマスはもうすぐよ。さあ、おやすみなさい」
 これをやったのは、いくつまでだっただろう。少なくとも彼が就学してからはやってない。彼のサンタ信仰を仕掛けたのはわたしだけれど、あれほどまでに定着させたのはわたしじゃない。あれほどまでに定着させたのは、サンタのいる12月という季節の魔法かもしれない。
 ちなみにわたしは、あの、やたらに電気代がかかりそうな家の外壁のイルミネーションなんてのもやりませんし、クリスマスツリーの飾り付けも12月の中旬にあわてて出すという程度のぼんくらなんだけどね。