ニュースでいちいちコロナのことについて報道しなくなったが。
神奈川県の「定点当たり患者数」の数値がどんどん増えていく。
周囲でも感染したという話が増えた。娘の事業所でも8月中に２回、陽性者の報告があった。娘とは活動の現場がちがうので、接触の話や検査の話は出なかったが。
友人のところでは、接触があったということで抗原検査を受ける要請をされた。という話が複数件入る。
「昔のコロナではない」のは理解している。次に感染しても、今度こそ数日の自宅療養で治るだろう。息子の二度目の感染も軽かった、それこそインフルエンザより軽かった。
とは言いつつも、怖い。何が怖いかといえば、あの、入院できるまでの日々。苦しいのに誰も助けてはくれない、みたいな日がきたらどうしようかと思う。本当にあの頃は、陽性を確認するだけで、健康観察とは名ばかりの「置き去り」だった。
今はいろいろちがうのだろう、「単なる病気ですから」みたいなことになった。実際、いわゆる「弱毒化」もあるだろう。
ただ、自分の中に恐怖は残る。
その恐怖に対抗するお守りに、いまさらのタイミングでパルスオキシメーターを買った。
パルスオキシメーターは2021年にamazonで買っている。しかし、買おうと思った商品に、なぜか別の業者が入り込み、なぜか別メーカーのパルスオキシメーターが送られてきた。返品を申し込むとごねられて、結局返金されたあげく「それは返品しなくていい」となり。謎のばったもんが手元に残った。
そのまま、わけわからんものを持っているというだけで。それがどうなのかなんなのか、でももう今のコロナにはパルスオキシメーターはいらんだろ。と、2年そのまま過ぎた。
最近、厚労省のサイトを見た。
これが厚労省の認証機器一覧か、と眺める。
やっぱり買おうかな、と思う。
買った。小さな機器を握りしめて、次にまた感染してもがんばろって思った。
