リツエアクベバ

satomies’s diary

脱毛

娘の髪の毛が。頭頂部が薄くなった。

入院中、わたしがほとんど動けなかったときに看護師さんが言った。「ベッドに落ちる抜け毛が多い」。

自分で動けるようになって、確認した。抜け毛も多いが、毛が薄くなっていた。
ストレスだったのか、症状なのか。

退院した夫と話したら。自宅療養中に、具合が悪くなったあたりから抜け毛が目立っていたと。ああ、薄くなった、やっぱりなと思うと。

帰宅して娘のベッドを見た。抜けた髪の毛を拾い集めた。ああ、と思いながらシーツを替えた。
帰宅してから、ちょこちょこと娘のシーツに抜け毛を探す。特に抜け毛は見当たらなくなった。

ハゲがあるわけではない、分け目が広くなっている感じ。
10年ほど前に、ストレスで髪の毛が薄くなったときがあった。
皮膚科に連れていったら、「もう生え始めているから、様子を見ればいい」とのことで。毛根が育つのを待っていたら、いつのまにかまた生えそろった。

さて、今回は皮膚科に行くか。様子をみるか、と思っていて。
長くなっていたので、美容院にカットに行った。

予約のときに「体を壊してその影響で、髪の毛が薄くなっているところがある」と伝えておいた。
5月14日、美容院に行って言われたこと。「薄い箇所はあるが、もう生え始めている。ほら、このあたりのツンツンした短い毛は、生え始めている毛ですよ」。

「コロナ、脱毛」で調べると、コロナの症状が終わってから出現する後遺症という話がよく出てくる。後遺症ではなく、症状が悪化するあたりから毛が抜けたという感じだなあと思う。

病院から家に帰るのを怖がった。母が悪化していくのを目の当たりにし、父が悪化して自分も具合悪くなっていった。怖かっただろうと思う。ストレだよなあ、と思う。

もう大丈夫だ、もう怖いことは起きない。日常は続く、飯もうまい。育て、毛根。