リツエアクベバ

satomies’s diary

しきたり

今日、正月飾りを出した。玄関の外と、使っていない裏の古井戸と、リビングと、鏡餅

先週の土曜日に、義妹がたくさん正月飾りを買ってきた。その中からうちの古井戸にと小さなしめ縄と小さな鏡餅を渡してきた。
この古井戸は毎年舅が正月の準備をしにくる。今年は入院していてできないからやっといてくれというもの。

先週の土曜が大安なのだそうだ。

「今日が日がいいから今日がいいのだけど、今日できなかったら28日ね。
28日にできなかったら28日までにね」

12月29日は「二重苦」と言って、正月飾りをしたらだめなんだそうだ。30は仏滅で日が悪く31は「一夜飾り」でだめ。

うちの実家は地方出の核家族だから、そんな暦がどうのなんて話はどこかの頭の固い付き合いに合わせるときくらいの話だった。
そんな育ち方をしているわたしにとって、義妹の口から出てくる暦がどうのという話は、同い年の人間とは思えない。
要するに義妹は「母の教えに忠実」なんだと思う。

家の中の代替わりは、感覚自体も変化していくものだと思うのだが。夫の実家は姑の位置が義妹にチェンジしただけで、基本変化していないような気がする。

まあ、とにかく。
暦がどうのという人に合わせるときは合わせてきただけで、「だからなに?」という人生を送ってきたわたしなのだが。
義妹の「28日」という連呼パワーにすっかり動かされ、とにかく28日の仕事を終えてほっとしている。

お正月の玄関飾りはいつから飾る? | 調整さん