リツエアクベバ

satomies’s diary

ベッドでDVD

 昨日、洗濯物たたみながらとか夕食を作りながらとか、細切れ時間にポータブルのプレイヤーを家の中持ち歩きながらDVDを観ていて。ガキ共それぞれ各自の部屋引っ込んで寝てから、ラスト30分か45分くらいを寝室で観てました。
 ベッドで半分起きあがった程度のごろんと姿勢で、なんとなく体の上にプレイヤーを置いて観てたんだけど。
 「暗くなるまで待って」、オードリー・ヘップバーンが盲目の女性を演じるサスペンス。かなり古い映画です。
 オードリー・ヘップバーンもいいけどね、なんつってもリチャード・クレンナだって。誰それ? 大佐だよ大佐。ランボーの大佐。って結局そこかい。
 この映画に関しては、わたしがなんのかんの言うより以下のサイト。YouTubeの予告編リンク付き。

「暗くなるまで待って」/懐かしの映画館近松座

 で、この映画のリチャード・クレンナは、悪いモンだけどちょいいいモン。亭主の友人だとオードリー演じるスージーに思いこませ、また、親身になってる風がよく似合っちゃったりする。こっちも悪いモンの中のいいモン部分を見たくなってきちゃう。スージーを頭脳プレーでねじ伏せなきゃいけなくて、それが途中までうまく行ったりするんだけど、なかなかそうはいかないスージーの賢さに舌を巻いたりもする。そして最後には非情になりきれないかっこよさみたいなものを見せたりする。きゃ〜。結局ホンマモンの悪いモンにぐさっと殺されちゃうけど。
 年代全然違うから、同じ俳優でもランボーシリーズの「大佐」はもっと年食ってるけど。でもリチャード・クレンナ。いろんなことわかってて、それでも…みたいなとこを一人で黙ってもってるみたいなとこにランボーシリーズの「大佐」との共通点を見ちゃって「きゃ〜」なわけですわたしは。
 この映画はサスペンスでして。サスペンス映画にありがちな、「死んだと思ってたらむっくり起きあがってうわあ」シーンがあるわけです。再見なんだけど、ずいぶん久しぶりに観たから、この「死んだと思ってたらむっくり起きあがってうわあ」シーンのタイミングを忘れてました。
 「死んだと思ってたらむっくり起きあがって」。この映画、むっくりどころじゃないんだ、死んだと思ってた人が突然「飛ぶ」からね。きゃあ、ですよきゃあ。その、「きゃあ」のタイミングで。
 きゃあ!
 ポータブルのプレイヤーで観てたのね。体の上にのってたプレイヤーがさ。この「きゃあ!」のタイミングで思いっきり「きゃあ!」なリアクションしちゃったもんで、体の上からどっか行っちゃったさ、画面もろともさ。うわ、ベッドの上というやわらか環境でも再生が止まっちまったよ、このシーンで。
 …。ポータブル、ですね〜。