リツエアクベバ

satomies’s diary

新カテゴリでぶつくさ

 わたしが聞くのは男性ボーカル曲が多い。いや、なんでかなんて理屈じゃわからん。女だからじゃない?なんてのは理由になるんだろうか。いや、多分理由になると思う。ラブソングの類は男性ボーカル曲の方が好きだから。
 ジャンルだかなんだかってのは、全然わからない。好きなのが好き。ぱっと聞いて「あ」と思う好み、その好みがどんなジャンルに入るのか、よく知らない。
 感覚として「いいな」と思うボーカルの質はハスキー。美声よりガリッとくるような、好みが分かれるような声が好き。声割れもOK、大騒ぎ系もOK、男性低音も好き。声割れよりも「息モレ」の方が基本的にダメ。女性に圧倒的な人気を持つH頭文字のあの人なんて特に「息モレ」が気になってダメ。曲によっては好きだけど。ん〜、男性よりも女性の「息モレ」の方がまだ可。
 RSSリーダーに入れていただいている人は、(あー、はいはいアンタはBUMPでしょ?)って思ってるだろうと思う。そうよ?BUMPよ、好きなのは。ひとつに歌詞が好き、そして声が好き。歌詞に流れる好きな要素ってのは「自己実現に向かうための欲求不満」的パワー。迷う、見つける、騒ぐ、迷う、彼らの世界はこの繰り返しだと勝手に解釈。生きるってことはそもそもそんなことの繰り返しだ。
 メッセージ性がはっきりしてるものは好き。以前やってた海外ドラマ「アリー my Love」で、セラピストがアリーに「自分のテーマソングを持て」って言うシーンがあった。こういうのってアリだと思う。曲調が自分にパワーを引き出すものとしてのテーマソングもあると思うし、歌詞メッセージがパワーを引き出すものもあると思う。
 「旅の同行」、相手の話の中のほんの小さな言葉から、ああコレだな、という曲が思い浮かぶことがある。リエには「sailing day」、彼女の一人息子の「重度障害」が決定していったときに彼女が選び取っていったものがここにあると思ったから。ののかさんには「銀河鉄道」、彼女は「止まっている」と思っていた、でも「止まっていない」ということに、彼女自身が気づくことが大切だと思ったから。
 まあBUMPばっかり。いやいやそうでもないんですよ、まっち〜が選んだのは「それが大事」。彼女のブログの回顧録は、この曲をテーマに戦う時期の記述がもうすぐ始まるはず。そして彼女は次の扉を開いて、自ら「Jupiter」を見つけていくんだな。
 んで、ここんとこ「男性ボーカル曲ばかり」聞くということからはずれて、女声に傾倒。主に聞いているのがAIとMINMI。MINMIの特に「Miracle」がお気に入り。英語と日本語が混ざり合った歌詞で、特に「The Perfect Vision」はこのミックスを生かしてるなあと思う。韻を踏むというヤツを英語と日本語を混ぜてやるのが彼女の声とリズムにぴたりとはまる。Miracle
 しかし、この「Miracle」、冒頭がおもしろい。一曲目が二曲目の「The Perfect Vision」のライブ時のイントロ部分。最初に聞こえてくるライブらしい周囲の音に「みんみ〜〜」と叫ぶ女性ファンの声が入る。MINMIコレに「Ye〜」と答えて、続けて「Listen」と言ってから歌い出す。これって要するに「なんだよ」「聞けよ」ってことだよね。あ〜、英語って便利なものね。


 以上歌詞リンクは全て「うたまっぷ」。