リツエアクベバ

satomies’s diary

BUMP劇場

ALWAYS 三丁目の夕日'64

映画「ALWAYS三丁目の夕日'64」オフィシャルサイト

この映画の監督である山崎貴氏とBUMP、前回の「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の時にいろいろ読んだけれど、何がどこに書かれているのか忘れてしまったので記憶だけで。
2006年にロッテのチョコ「エアーズ」のCMにBUMPの「涙のふるさと」が起用された。このCMの仕事を山崎監督が担当することになった時に。曲をどうするかという話の候補者リストの中にBUMPの名前があった。それを見て元々BUMPのファンであった山崎監督が「いいの?」という感じで選んだと。
その出会いの時に山崎監督が 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」の主題歌をBUMPに依頼。できあがってきた曲を聞いて、山崎監督は「観ていた映画を観ていた人の物語にしてしまう曲」と喜ぶ。そのコメントがわっかるなあという感じの曲だったし使い方だった。

山崎監督とBUMP。10代に人気だとか厨二病とか言われるBUMPを自分と同世代の人間が「好きだ」とピックアップしていくのがうれしかった。それで山崎監督のインタビューを読みまくったり観まくったりしてた。
さて、映画「三丁目の夕日」のさらなる続編「ALWAYS 三丁目の夕日'64」が公開。山崎監督がBUMPについてまた語る、待ってました!

前作「花の名」が本当に本当にすばらしかったので、今回も是非にとお願いしました。またシナリオと編集中のフィルムを見てもらってイメージをふくらませてもらいました。
藤原君の書くメロディと詞には作品の持っているメッセージを少しだけ異なった方向から照射してくれる力を持っていると思うのですが、そうすることで作品がより立体になっていくというか、くっきりした形を形成するのに重要な役割を果たしてくれていると思います。
初めて出来上がった曲を聴かせてもらったときは、なんだかいろいろ悩んでいたり考えていたりしたことを「そっちの方向でオッケー」と力強く励まされた気がして、かなりグッときてしまいました。
ナタリー - BUMP OF CHICKEN、映画「三丁目の夕日」最新作に主題歌提供

ということで、先日観てまいりました。前作より時間を感じさせなかったと思う、あっという間に二時間ちょっとが経ってしまったという感じ。茶川先生は前作よりもっともっと情けないオヤジの情けなさが増してるような感があり。そして登場人物それぞれのストーリーが流れていき、終盤へ、そしてラストシーンへ。
はい、映画が終わりました、そしていよいよ始まります「BUMP劇場」!と、心の中で「待ってました!」と拍手しながらエンディングへ。他の人がどうかは知らんが、申し訳ないがわたしはこのエンディングのBUMP劇場を観に来てるんですわ。もちろんそのためには映画はどっぷりと集中して観なきゃならん。そうでなければこのBUMP劇場は満喫できません。もちろんこの主題歌である「グッドラック」のCDはすでに購入して、その曲世界はしっかりと予習済み。
うっはー、と。映画観て、よかった。映画観て、ホントよかった。と、思った。↑の山崎監督の「そっちの方向でオッケー」という言葉がすごくよくわかった。「グッときてしまいました」もすごくわかった。小雪の演じたヒロミの「自分で選ぶこと」というセリフを思い出した。そして茶川と淳之介を行ったり来たりする万年筆は、今回も重要な品物として登場。前作はこの二人は別れなかった。観客さえも(いや、あっちにいった方が淳之介の将来の可能性が…)と思ったところもあったと思う。しかし今回はこの二人は別れる。それは「自分で選んだこと」だからだ。笑顔で進めないのは、それはこの二人だからで、何よりもそのことをこの二人は知っている。「君の生きる明日が好き その時隣にいなくても 言ったでしょう 言えるんだよ いつもひとりじゃなかった (BUMP OF CHICKEN/歌詞グッドラック/うたまっぷ歌詞無料検索)」。「そっちの方向でオッケー」、山崎監督うれしかっただろうなあ。
で、山崎監督の話でもう一個。ケーブルテレビで観たBUMPの特集で、山崎監督のBUMPライブレポがあった。ライブの日にその日だけの歌詞がついて歌われることを「今日来てる人はうれしいだろうなあ」と山崎監督がしみじみとしみじみと言ってたのがすごく印象深かった。そうかあ、いいなあ…、って思ってて。
でも大丈夫、わたし七夕の日にBUMPのライブに行くんだ。山崎監督!あなたの映画の主題歌でわたしはチケットをゲットできたよ! 「グッドラック」のCD購入者限定アリーナツアー最速先行予約受付応募券で、今年の7月のチケットが当たったの。当選って書いてある文字を見て(うわお)と思った。とてもうれしい、後は若者の混雑に生息しなければならん体力か。ババア、がんばる。