佐藤真監督/かへる日記 (FRGFRG304)
『まひるのほし』の監督が亡くなっていた。
知らなかった。すごいショック。ホントにショック。呆然とするほどショック。
こつこつと検索で佐藤氏にまつわる文章をさがす。
横浜に転居してまもなく、所用あり立ち寄ったデパートであるチラシを手にする。「まひるのほし」という映画の上映会のチラシ。
☆映画に登場するのは7人のアーティストたち。
彼らは、知的障害者と呼ばれる人たちでもある。
7人の創作活動とそれを支えている暮らしの断片を見つめていると、アートの貌(かたち)がほの見えてくる。
7人のアーティストの世界を旅しながら、映画はゆっくりと自由になってゆく・・・。
(SIGLO『まひるのほし』:どんな映画か)
関心をもって上映会に行く。映画に圧倒される。上映後、佐藤真監督と工房絵の方とのトークイベント。監督に関心をもち、著書を購入して帰る。
日常という名の鏡―ドキュメンタリー映画の界隈posted with amazlet on 07.12.05佐藤 真
凱風社 (1997/10)
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ドキュメンタリーというカテゴリに関しての意識が変わる。日常から現実から謙虚に学ぶ姿勢を伝授されるような思い。長年に渡る愛読書。
映画「まひるのほし」。この映画はある共通ワードとして機能する。実際ngmkzさんとの対話の中で「『まひるのほし』を観たの」ってだけでコミュニケートできる橋ができているように思ったよなあ、とも。
亡くなられたのだなあ、と。人は死ぬのだなあ、と。
佐藤真氏の著作である「映画が始まるところ」。検索で出していて見つけ、アマゾンで飛んで「在庫一点」に慌てて購入。