リツエアクベバ

satomies’s diary

最後の日

2008年の2月24日にうちにやってきたキューブキュービックが、明日下取りに出される。日常的に使うのは、今日が最後だ。

セレナとさよならのときは、小学校だの幼稚園だのさよならひとまわりをしたのだが。キューブキュービックは、娘の支援校だの息子の高校だのと行動半径が広く。そしてわたしの膝は1時間以上の運転を、今したくない。
今日買い物に出て、家に帰り着いて、運転席で「ごめん、ありがとう」と車に言う。

16年のうち、最初の数年は走り回った。娘の支援校でのPTAは、会長を引き受けたらほぼ職場状態でよく通った。夜は息子の塾の送迎が日常だった。

娘が学校を卒業して、息子が高校に入ると、途端に彼らの送迎で使う機会が激減した。セレナのほうが「子どもと共にあった日々」感はあったなあと思う。
キューブキュービックは、わたしを行きたいところに運ぶ車だったな。

わたしも老いたが、車も老いた。パワーウインドウはキーキー言うし、ナビももう案内はできない。塗装の劣化の箇所もある。元々電気系が弱い車で、エアコンは二度も壊れたし、エアバッグのなんとかの修理もあった。突然修理箇所が出ても困る、というタイミングにきているのは確かで。
ただ、とっくに賞味期限切れのはずのコーティングは非常に有能で。見かけはそこそこきれいに見える。

いろいろ積んだものを、今日おろした。スーパーのマイバッグや折りたたみの傘。雨の日のグッズやマスク。メガネとか。
ドアポケットからハンドクリームが二つも出てきた。何やってんだか、自分。

明日、洗車する。今日は風が強くてまた汚れそうだったから、洗車は明日。
車内はあちこち拭いて、ファブリーズ。好きな香りのナチュリスで。

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