リツエアクベバ

satomies’s diary

補聴器話

昨日、iPadの不調で急に実家に行ったのだが。母が補聴器で悩んでいた。ちょうどいいタイミングで母と話せてよかった。

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  • 補聴器は、試用期間一週間
  • 使い始めたが、装着感に慣れない
  • 「そもそも困っていない」と思ってしまう
  • こんなに簡単に購入を決めてよかったのかと思う
  • 自分は本当に使うか、慣れるための努力をできるのだろうか
  • もっと使用している友人に、いろいろ聞いてからの方がよかったんじゃないだろうか

迷っているときに、決断をするべきではない。「試用期間」なのだから返せばいい。と、わたしが言うと「先方になんていえばいいのか」「もう約束してしまった」と言う。
商品は、安いランクのもので30万あたり。つまり高額の買い物ではある。

「わからないから決められない」と言えばよい。実際、自分の選択を決めきれていない。そのことになんだかんだと説明するが、そもそもどうしていいかわからなくなってる。それは「わからないから決められない」と言えばよい。
約束というが、試用期間で返却して契約までいかないときに「約束が違う」的なことになるのならば。それは業者の姿勢としておかしい。

人間は選択に迷う時に、実は自分の気持ちが傾くほうが決まっていて。あとは誰かに後押ししてほしい、というときがある。
わたしにどっちに押してほしいのか。押してほしい方があるのならば、そちらの利点をたくさん言ってあげる。
ただ、わたしには、ただどうしていいかわからないところにいるように見える。

新しい機器を手に入れるときは、新しいものを自分に取り入れるイメージをもつ。
それがマイナスなイメージばかりになるときに手に入れても、あまりいいことはないと思うよ。

コミュニケーションはキャッチボールで。投げた球を相手がうまく取れないと思ったら、投げ方を変えればいいだけのことだ。
わたしは母が聞こえにくくなってから、まっすぐ顔を向けて話す。子音をできるだけ立てて話す、単語を際だてて聞こえるように話す。話題の転換に気をつける(それまでの流れと違うカテゴリーの単語が急に会話に入ると、音だけではわかりにくい)。
これでわたしと母とは、対面でも電話でも不自由はしていない。

人間関係の中で、数人での会話で聞きづらい思いをすることはあるが。マンツーマンでは基本、不自由は感じていない。

でも。補聴器は使わなければいけないんだろうか。と、またそこに戻る。

結局、補聴器は返却した。契約はしなかった。いつもの整体にいったらば、体ががちがちで「何があったのか」と聞かれたそうで。
「補聴器に迷う」と言ったら、「体は決断していない」「返却すればいい」「よければ自分がついていく」と言われたとのこと。
その後押しがうれしかった。返却にいったらいろいろ説得されたけれど、今決断できる自分ではないと返してきた。なんだかとても疲れてしまったわ。

いや、とにかくもう。いろいろと「冒険の日々」で。おつかれさまでした。まずはゆっくりお休みください。ということになった。

わたしは。実際に機器自体を見てみて、かなり興味はあったので。自分が聴力下がったなと思ったら、すぐにでも使ってみたい。