リツエアクベバ

satomies’s diary

三連休

今日は三連休の最終日。今回の連休は初日が初日だっただけになんというか、休みだけど心が休んでいない。そんな連休だった。ごうごうと音を立てて吹く風と、ドスンとかガタガタとかの何が起きているんだろうという音とか、地震とか。

中日はよく晴れて暑く、いろいろと片付け日和だった。少し珍しい綺麗な斑入りの葉のゼラニウムがぼきぼきと折れた。その折れた枝を挿し芽にして植えた。うまく根付くといいなと思う。庭には折れた枯れ枝のようなものが散乱していた。物置の屋根も飛んだし、向かいの家は庭木が根っこからやられた。実家では柿の木の幹あたりから裂けるように枝が折れてた。夫はうちと向こうの家を行き来しながら片付けていく。

ゴミ捨て場に行くと、屋根の金属の棟板があった。ふつうに捨てられるような大きさのものではない。どこかから誰かの家に飛んだものを捨てたのかな、危ないな。と、ぞっとする。

台風の被害の話がどんどん現実的に、報道の映像に浮かび上がる。台風は動いていくもの、自分のところが終わったら次は誰かの番なのだと、そうした現実を思い知らされる。

ラグビーの試合。試合前にスコットランド側のなんとかさんが「試合が中止になったらな、おれたちにも考えがあるからなああ」的な発言をしたとかのことがあり。きちんと力で勝った日本チームの清々しさが、台風になぎ倒された日本を癒す。阪神淡路の大震災の時、東日本大震災の時、スポーツで湧き上がることがあったよなと思い出す。

今日は寒い。暑かった秋で初めてちゃんと「肌寒い」と感じる。慌てて長袖だのなんだのを引っ張り出す。薄暗くなるのも早い。もう10月も半ばだね。