リツエアクベバ

satomies’s diary

施餓鬼会

夏になると、舅が「おせがきに行く」と言って寺に行っていた。施餓鬼供養とかいうものらしい。わたしの生家は浄土真宗なので、そうしたものはなくよく知らない。

施餓鬼(せがき)とは?お盆との関係・お布施の相場・宗派の差を解説 | お仏壇のはせがわ【公式】

お寺でなんか檀家が集まって、坊さんがお経を読むとかなんとかのセレモニーらしいが。
コロナ禍で、本堂参加は新盆の檀家だけというのがここ数年続いていて。去年から通常のセレモニー復活ということだったが、去年は行けなかった。

檀家でひとり行けばいいものらしいが。(行かなくてもいいものでもあるらしい)
平日実施で夫は仕事なので、わたしが行くわけで。舅が亡くなってから、わたしはこのセレモニーに初参加。

きれいな儀式お衣装の坊さんが8人と、寺の住職が代表さんとしてこれまた華やかな法衣を着ていらして。一斉に読まれるお経は、不謹慎な言い方かもしれないが「ざ仏教ライブ」としてすばらしかった。

参加の檀家衆で、今年新盆という方々がVIP席だった。あらかじめ椅子席が確保されて用意されており、平民用の椅子席は少ない。あとは座布団。早めに行ったので、平民用の椅子席はゲットできた。

平日の昼だし、寺行事だし、くるのは年寄りが多い。座布団席がきついだろうという方を横目に見ながら(ここは譲るものか、いやわたし、できなくはないが正座は膝がヤバいのよ)(しかしそうは見えないだろうから、気が利かないおばはんの印象だろうな)とか思った。いや、もっと椅子席用意してください。