リツエアクベバ

satomies’s diary

四十九日

舅の四十九日の法要。

義姉夫婦、義姉娘三人、義妹1、夫とわたし娘息子、義妹2の11名参加。

義妹2は、8月に足の指を骨折。治りが芳しくなくまだ松葉杖使用。松葉杖使用で九州から参加。葬儀に出られなかったし、今回来られてよかった。

檀家であるお寺は、2006年の姑逝去のときにもう、ご住職が闘病で不在だった。近隣のお寺から住職が来てお仕事する態勢が何年も続き。そして亡くなられた。
住職不在の寺になり。去年だか一昨年だかに「新しい若い住職」がきた。今回ほぼ初めてのお付き合い。

葬儀屋さんにこのあたりのお布施の相場を聞き。「戒名は代々の人間に格を揃えて」とお願いして。お布施はお気持ち、というのが前提だが「四十九日法要を込みで○十万円」と先方から金額を提示された。

提示された方がぶっちゃけありがたいといえばありがたいが。そういう時代なんですね、とも思う。そして金額は葬儀屋さんに聞いた相場に近い。
ただ以前の住職の方が「そんなに高いとお大変でしょう」とか言って、なんだか相場より安かったそうで。そんなことに甘えていられない時代だねえ、とかという話。

また「四十九日法要も込みで」というのは、いわないとやらない家庭も増えてきたのかとも思う。
10年くらい前に出た葬儀で、お経の後の僧侶の「お話」が、「最近の人は法要をやらない。年回忌法要はやらなきゃだめなんだ」とかキレ気味で。なんか仏教ビジネス宣伝みたいだったねえと参加者がみなボソボソと言っていた。そんなことを思い出した。

しかし「四十九日込みで」と言われたのは、四十九日の法要をやる時点では非常に気が楽ではあった。前金済、ですから。まあ、花代、塔婆に納骨のための石屋さん支払いとか、お金はまた動くのですがね。

という、まあ「大人の話」はさておき。舅は墓の中に入ってしまった。
9月22日から気づけばもう一か月は軽く過ぎたのだなと思う。
日常は日常なのだけれど、時々不在にぽかんとする。

法要、納骨、会食が終わり。あとは実子四名での相続や今後の話し合い。わたしは娘息子とお先に失礼する。

さて。次は香典返しと喪中葉書。お仕事は続きます。