リツエアクベバ

satomies’s diary

一周忌

菩提寺から封書がきた。施餓鬼供養と新盆について。新盆の家はまとめて法要をする、期日はこの日に寺で。出席はひと家族2名まで。卒塔婆を申し込む場合は同封の用紙に必要事項を書いて返送。

義妹を呼んで話し合い。流れで9月の一周忌についても決める。
舅が9月に亡くなって、あっというまに6月だ。

父のときは連絡しなければならない親族も多く、いろいろひと仕事だったが。ここのうちは姑のときから葬儀以降の法要は子ども家族のみで、連絡も準備も大変じゃない。

人が死ぬと喪失感はあるが、不在の日常も蓄積されていく。生きるということは送るということだ。

夕食のときに一周忌の話題などして。息子にからんで遊ぶ。おかあさん死ななくてよかったね、あーよかったね、ねえねえ、よかったねー。

食卓の席は夫の隣に娘、わたしの隣に息子。キャスター付きのダイニングチェアをガラガラ言わせて息子に詰め寄り「よかったねー、よかったねー」と遊ぶ。わたしは生きてる、死ななかった。平和だ、よかった。まだ折りに触れかみしめる。