母の誕生日のプレゼントに、電子書籍を買った。
母はジャニーズ好きなので「加藤シゲアキを読みたいか」と聞いたら、以前から関心があった。ぜひ読みたいとのことで。
電子書籍リーダーで、読みやすくなったと喜んではいたのだけれど。集中力も落ちているだろうから短編集がよかろうとチョイス。
とっとと読み終わったそうで、その感想が。
「あの子は歌ったり踊ったりしてなきゃ、駄目なのかもしれないねえ」と。「こうした小説を書く脳味噌だけでいるのは、つらくなるかもしれないなあ」と言う。
小説が直木賞候補になる、力のある小説家ということくらいしかわたしも知らず。母の感想にインパクトがあったので、聞いてすぐわたしも読んだ。
わたしは母の感想を、理解した。
この人は、「小説を書きたくなったアイドル」ではなく、「小説を書こうという意志を持った少年がアイドルになり、小説家になった」人なんだなと思った。
